〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:日本製鋼所〈5631〉……前日比+843円(+15.86%)/終値6,159円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。ロシア・ウクライナ戦争を巡って欧州を中心に足元防衛関連株の人気が高まっているなか、同社は業績の好調さも相まって本日で4連騰。終値ベースで年初来高値を更新した。
2位:サンケン電気〈6707〉……前日比+1,000円(+15.06%)/終値7,641円
【売買材料】
同社の出資先である米半導体企業アレグロ・マイクロシステムズに対して、同業他社の米オン・セミコンダクターが買収を提案したことが明らかとなった。オン・セミコンダクターが提案した買付価格(1株35.10ドル)は、アレグロ・マイクロシステムズの5日終値26.78ドルを30%超上回る水準。本買収の実現にともなう株式売却によるキャッシュイン期待からサンケン電気の株はストップ高まで買われた。
3位:DMG森精機〈6141〉……前日比+374円(+12.57%)/終値3,349円
【売買材料】
前日の東証プライム市場値上がり率3位。当日は特段個別の売買材料見当たらず。ドイツの債務抑制策の緩和や投資拡大の方針が引き続き買い材料視されている模様。2016年にドイツ企業と経営統合した同社は「欧州関連株」としてみられている。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:泉州電業〈9824〉……前日比-325円(-6.93%)/終値4,365円
【売買材料】
当日14時ごろ、同社は25年10月期第1四半期連結決算を発表。営業利益は27.0億円と前年同期比2.3%の増益も、市場コンセンサスである27.5億円を下回っていたことから失望売りが広がった模様。
2位:SHIFT〈3697〉……前日比-77.5円(-6.30%)/終値1,152円
【売買材料】
日本経済新聞社は3月5日(水)、日経平均株価の構成銘柄の定期入れ替えを実施すると発表。日経平均株価の採用銘柄候補として期待されていた同社は、今回採用が見送られたことで売りが膨らんだ模様。
3位:チヨダ〈8185〉……前日比-69円(-5.92%)/終値1,097円
【売買材料】
3月5日(水)取引終了後、同社は2月の売上高速報を発表。既存店売上高が7ヵ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気された模様。
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