新NISA・高配当株の分散投資の方法
資産運用は分散投資が基本です。
内需株と外需株、製造業とサービス業・金融業、成長性の高い企業と業績安定の成熟企業、大型株と中小型株といったように銘柄の種類や性質を分散すれば、1つの銘柄が下がっても別の銘柄が上昇して全体として見ると安定した値動きが期待できます。
新NISAの高配当株投資では投資元本は寝かせっぱなしにして、その上澄みの株主配当だけを非課税でもらい続けることになります。
大きな値上がり益を狙うよりも安定重視で大きな含み損を抱えない運用が大切。分散投資することで大勝ちはできないけれど負けない運用を目指しましょう。
そのためにはまず、銘柄数を決めて株数ではなく金額ベースで均等に投資する必要があります。[図表1]に金額ベースで均等分散投資する方法を示しました。
例えば、5銘柄なら240万円÷5=48万円ずつ、6銘柄なら240万円÷6=40万円ずつを均等投資する形になります。
もしくは1年間で買う株を1銘柄に絞って自分が年間に投資できる金額ずつ、数年間にわたって業種が異なる複数の高配当株に分散投資する方法も考えられます。少額資金で小分けに買える単元未満株を利用する方法もあります。
いずれにしても新NISAの高配当株投資では何銘柄の高配当株を買うかを最初に決めたほうがいいでしょう。
「あれも欲しい、これも欲しい」と場あたり的に無計画に購入して、気づいたら年間240万円の枠をすべて使い果たしてしまった、となると各銘柄の保有金額にバラつきが出ます。
そうなると、保有金額の比率が高い銘柄の値動きに大きな影響を受ける不安定なポートフォリオになってしまいます。ポートフォリオ全体から得られる毎年の株主配当も、保有金額の大きな銘柄の配当利回りに引きずられてしまいます。
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※本記事は『買って寝るだけ! ゼロから5年で月5万円もらえる高配当株』(KADOKAWA)の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。記載内容は当時のものであり、また、投資の結果等に編集部は一切の責任を負いません。
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