新NISA・成長投資枠では何銘柄に投資すればいい?…効率的に「高配当株の分散投資」をする方法【投資系YouTuberが解説】

新NISA・成長投資枠では何銘柄に投資すればいい?…効率的に「高配当株の分散投資」をする方法【投資系YouTuberが解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

投資の基本は分散ですが、株価が異なる高配当株に効率的に分散投資を行うにはコツがあります。本記事では、投資系Youtuberかつを氏による著書『買って寝るだけ!ゼロから5年で月5万円もらえる高配当株』(KADOKAWA)より一部抜粋・編集して、新NISAの成長投資枠を使って分散投資を行う際に知っておきたいポイントを解説します。

銘柄数は年間5~6銘柄がおすすめ

新NISAの成長投資枠で高配当株投資を行うにあたって、何銘柄ぐらいに分散投資するのがいいのか?

 

私は銘柄を分析したり、保有中に値動きをウォッチして売買したりする手間を考えると、最大10銘柄、100株あたりの投資金額を考えると5~6銘柄が理想と考えます。

 

例えば毎年最大240万円を6銘柄に投資する場合は、6銘柄×40万円ずつ投資。翌年以降も同じ6銘柄をなるべく均等に買い増して各銘柄200万円ずつで運用という形でもいいでしょう。

 

ただし個別株の場合、毎年株価が大きく値動きするため、同じ銘柄を5年に分けてつみたて購入すると株価が上昇してしまって配当利回りが下がっている状況で買うケースも出てきます。

 

逆に5年という期間中に業績悪化で減配や株価の急落が発生したときは継続してつみたて購入するどころか、これまで投資した分の売却も検討しなければならないでしょう。

 

個別株の値動きは早く、株価は5年間も待ってくれないのです。そう考えると、

 

① 5~6銘柄、有望な高配当株を選ぶ

② その5~6銘柄に最大40~48万円ずつ均等に分散投資

③ 翌年、新たに5~6銘柄を選ぶ

④ 同様に最大240万円を均等分散投資

⑤ この作業を最短5年続けて1,200万円の枠を埋め切る

⑥ 5~6銘柄×5年=25~30銘柄で運用

⑦ ポートフォリオ全体の自分利回りを5%以上に育てていく

 

という投資方法が最も妥当だと思います。別に権利を主張するつもりはありませんが、これを「かつを式新NISA高配当株投資法」と名づけます(笑)。

 

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※本連載は、かつを氏による著書『買って寝るだけ! ゼロから5年で月5万円もらえる高配当株』(KADOKAWA)より一部を抜粋・再編集したものです。

買って寝るだけ! ゼロから5年で月5万円もらえる高配当株

買って寝るだけ! ゼロから5年で月5万円もらえる高配当株

かつを

KADOKAWA

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