(※画像はイメージです/PIXTA)

人生100年時代、より楽しく長く働いていくためには、「ライフシフト」する必要があります。本記事では、ライフシフト研究者の河野純子氏の著書『60歳の迎え方 定年後の仕事と暮らし』(KADOKAWA)より一部を抜粋・再編集して、60代からのライフシフトについて解説します。

ライフシフトによって「自分が主人公」の人生を歩む

私はこれまで50代で会社員を卒業して起業した人に注目をしてそのプロセスを研究し続けてきました。起業というと少しハードルの高さを感じますが、ここでいう起業とは「自分で事業を始めること」。主に自営業者やフリーランス、小さな会社の経営者が研究対象です。

 

50代会社員が起業という選択をするきっかけは、大きく2つあります。

 

1つは50歳という年齢。定年まであと10年という節目にたって「このままでいいのか」と考え始める、あるいは人生100年時代を自分事としてとらえ折り返し地点にいることを実感するというケースです。定年後も続く長い人生を考えれば、気力も体力もあるうちに「定年のない働き方」にシフトしたほうがいいと考え起業を選ぶのです。

 

もう1つは会社への不信感や違和感。不本意な異動や昇進の壁、役職定年などをきっかけに、会社の都合に振り回される人生に疑問を抱き、会社のためではなく自分のための人生を生きたいという思いが起業につながっていくケースです。

 

ライフシフトとは、自分がこれからの人生で大切にしたい価値軸にそって人生をシフトすること。その結果、自分が主人公の人生を歩むことです。

 

50代会社員の起業は、会社中心の人生から自分が主人公の人生へのシフトであり、まさにライフシフトそのもの。実際に起業を実現するまでのプロセスには紆余曲折あるものの、強く印象に残るのは皆さんが語ってくれる「雇われない働き方」の魅力です。

 

「会社員時代には感じることが難しかった働く喜びを実感しています」「すべてを自分で決めて働けることで自分の人生を生きているという実感があります」、そして「70代、80代、90代とこれからも働き続ける自信が持てました」。

 

こんな言葉を聞いていると、「雇われない働き方」は単に長く働く手段ではなく、自分らしく生きるための手段でもあり、人生100年時代に、挑戦すべき働き方なのだということを確信するのです。

 

 

河野 純子

ライフシフト・ジャパン取締役CMO

ライフシフト研究者

 

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※本連載は河野純子氏の著書『60歳の迎え方 定年後の仕事と暮らし』(KADOKAWA)より一部を抜粋・再編集したものです。

60歳の迎え方 定年後の仕事と暮らし

60歳の迎え方 定年後の仕事と暮らし

河野 純子

KADOKAWA

60歳は人生の転換点。これからの40年は、楽しく働く、自由に生きる。 「とらばーゆ」元編集長にしてライフシフト・ジャパン取締役CMO、人生100年時代のライフシフトを研究する著者がひもとく、60歳からの仕事と暮らしのリア…

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