(※写真はイメージです/PIXTA)

ビジネスの世界で必要不可欠である「信頼」。「信頼構築=長期間の努力が必要」と考える人もいるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。もし短時間で信頼を勝ち取ることができたなら、その後のやりとりの効率は飛躍的に向上します。プレゼンス・コンサルタントの丸山ゆ利絵氏が著書『一流のエグゼクティブが実践する 初対面から信頼関係を築く 第一印象の磨き方』(日本実業出版社)より一部を抜粋・再編集し、ビジネスの場で最も“タイパ”の良い信頼の築き方について詳しく解説します。

「印象」についてこれだけは知っておく

ここまで「印象」という言葉を多く使ってきました。ここで「印象」とは何かを改めて確認しておきましょう。「印象」は誰もが知る言葉ですが、その意味は意外ときちんと知られていません。適切な印象を人に与えるためにはそれについてよく知る必要があります。

 

まず、多くの人は「印象」を「第一印象」と同じく、最初だけに必要なことだと考えがちです。また、人の容姿や服装など視覚だけにもとづいたものと漠然と思っている人も少なくありません。しかし、それは誤りです。

 

印象とは、人が対象物について五感を通じて取り込んだ情報を自分の脳で感知し、それによって生まれる反応のこと。つまり、最初だけでなく、日常生活の中でつねに生まれており、視覚だけでなく五感(視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚)のすべてから得た情報により形成されるものです。もちろん、視覚はその中でもかなり大きな役割を果たしますが、ほかの感覚も働いていることを忘れないでください。

 

印象は、思考よりも迅速に生まれる認知です。脳は五感からの情報をほとんどの場合、瞬時に処理するからです。その処理結果は無意識のうちに初期の評価を形成して、思考や判断などのもとになります。その間わずか3秒程度と言われています。

 

つまりあなたが誰か人に会えば、3秒のうちにあなたの外見や服装、声や話し方、動き、体臭などまでパッと判定が行われ、それをもとに「信頼できそうな人」「できなさそうな人」と思考が分かれていくのです。無意識のうちなので、印象を感じた本人も知覚しないまま思考や判断がその印象に影響されていきます。

 

ですから「今日はたまたま……」などの言い訳をあとから言葉でしても何にもなりません。日ごろから自分にとって適切であるように考える、それが自分が人に与える印象に関しての正しい態度だと覚えておいてください。

 

POINT

印象を正しく理解して日ごろから気をつける

 

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※本連載は、丸山ゆ利絵氏の著書『一流のエグゼクティブが実践する 初対面から信頼関係を築く 第一印象の磨き方』(日本実業出版社)より一部を抜粋し、再編集したものです。

一流のエグゼクティブが実践する 初対面から信頼関係を築く 第一印象の磨き方

一流のエグゼクティブが実践する 初対面から信頼関係を築く 第一印象の磨き方

丸山 ゆ利絵

日本実業出版社

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