インフレの恩恵を受ける「不動産」は狙い目か?
木原:僕が株式投資を始めてからずっと注目しているのが、不動産セクターです。土地やマンション価格は足元では高騰しているニュースをよく目にしますが、それでもまだ十分に高くはなっていないと思います。
東京の地価はソウルに比べれば半値近いですし、ニューヨークやサンフランシスコの中心部と比べれば数分の一の価格で、まだまだ割安です。インバウンド効果や地政学リスクの観点からも、東京の不動産価格はこれから上がっていく未来しか見えませんね。
ただ、必ずしも日本の不動産全般が明るいと思っているわけではありません。人口が増える地域でなければ意味がないので、価値が上がるエリアは限定されます。特に地方は厳しい状況に追い込まれる可能性もあると警戒しています。
エミン:インフレ下では真っ先に上がるもののひとつが不動産価格なので、不動産投資はインフレ対策にうってつけです。ただ、現物不動産は個人にとってはハードルが高いので、代わりに不動産株に投資するのは賢い方法かもしれませんね。
なにしろ現物不動産は必要な資金が大きくなるうえ、見極めの知識も必要ですから、素人が適正な価格で買うのは容易ではありません。しかも、数年で10倍になるようなことは日本では起きませんから、株以上に長期の視点が必要です。
でも、不動産セクターの株に投資するなら比較的簡単だし、資金も少なくて済みます。日経平均株価だって10年前は1万5000円ほどだったのが、今は4万円(2024年7月19日時点)ですから、株価指数でも十分不動産に匹敵するリターンは上げられるでしょう。
現物不動産と違って失敗したと思えばすぐ売れるのもメリットだし、なにより不動産セクターは全般的にまだ割安な銘柄が多くありますね。
木原:不動産企業は基本的に、不動産を買って売ってを繰り返す転売ビジネスなので、値上がりしている間は業績も上がり続けますが、横ばいになった瞬間に業績成長も止まってしまうおそれがあります。
今、不動産セクターが割安に放置されているのは、現状の値上がりが長くは続かないとみなされているからだと思います。ですが、僕は値上がりはまだまだ続くと考えています。
不動産は金利上昇局面に強くないのでそれが懸念されているのかもしれませんが、僕はそれほど気になりませんね。というのも、現状の首都圏の不動産価格上昇の一番の要因は、割安だと判断した外国人が買っていることです。
彼らは融資なんて受けずに一括で買うので金利なんて関係ありませんし、なんだかんだ言っても日本の金利はインフレ率には追い付かないと思っています。少しぐらい利上げがあったところで、インフレ率がそれを上回っていれば大きなデメリットにはなりません。
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