(※写真はイメージです/PIXTA)

来年1月に迫ったトランプ氏の大統領就任を前に、「米ドル円」に対する世の中の関心はかつてないほどに高まっています。そこで、来週の米ドル円相場の動向に影響を与えそうな「注目の経済指標」について、東京海上アセットマネジメントが解説します。

⼀時1⽶ドル=148円台まで円⾼⽶ドル安が進⾏

為替市場では、総務省が前週末に公表した11⽉の東京都区CPIが市場予想を上回ったことを受け、⽇銀が開催する12⽉の⾦融政策決定会合で追加利上げに踏み切るとの観測が⾼まったことや、ウォラーFRB理事が12⽉FOMCでの利下げを⽀持したことなどから、3⽇には⼀時1⽶ドル=148円台まで円⾼⽶ドル安が進⾏しました。

 

その後は、⽇銀が12⽉会合で利上げを⾒送るとの⼀部報道を受け、円⾼⽶ドル安が⼀服したものの、6⽇は1⽶ドル=150.06円と11⽉29⽇(150.74円)に⽐べ円⾼⽶ドル安となりました(図表1)。

 

出所:Bloomberg
[図表1]ドル円と⽇⽶⾦利差 出所:Bloomberg
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