1⽶ドル=150.74円と先週に⽐べて⽶ドル安・円高に
為替市場では、トランプ⽒が次期財務⻑官に、財政⾚字の削減を掲げるスコット・ベッセント⽒を指名したことで⽶⻑期⾦利が低下したことに加え、中国などを対象とした関税強化への警戒感から投資家のリスク回避姿勢が⾼まり、円買い⽶ドル売りが優勢となりました。
またベッセント⽒は原油増産を掲げており、実現すれば原油価格の下落を通じて、⽇本の貿易⾚字が縮⼩する(=⽶ドル需要の減退)との⾒⽅も、⽶ドル安・円高の要因となった可能性があります(図表1)。
29⽇には、1⽶ドル=150.74円と22⽇(154.52円)に⽐べ⽶ドル安・円高となりました(図表2)。