(※写真はイメージです/PIXTA)

今週の米ドル円相場の動向に影響を与えそうな「注目の経済指標」について、東京海上アセットマネジメントが解説します。

今週は、1月の米雇用統計に注目

今週は、ADPと米労働省が公表する1月の雇用統計に注目しています(図表1)。

 

出所:Bloomberg (注)30日13時時点のデータ
[図表1]今週発表予定の主要経済指標 出所:Bloomberg
(注)30日13時時点のデータ

 

ADPが公表した昨年12月の民間雇用者数は前月差+4.1万人と市場予想(同+5.0%)には届かなかったものの、マイナス圏を脱し増加に転じた点はポジティブに評価できます(図表2)。

 

出所:ADP、米労働省
[図表2]民間雇用者数、非農業部門雇用者数の推移 出所:ADP、米労働省

 

1月は前月差4.8万人と雇用の増勢がやや加速し、2ヵ月連続のプラスを確保する見込みです。

 

同様に、政府公表の非農業部門雇用者数も12月の前月差+5.0万人から1月は同+7.8万人へと伸びが拡大すると予想されています。これら一連のデータが概ね予想通りの結果となり、労働需要の底打ちが鮮明となるか注目されます。

 

特に注目すべきは、雇用者数の伸びが失業率の安定につながるかという点です。専門家のあいだでは、労働人口の伸び悩み(移民抑制策の影響等)により、失業率を横ばいで維持するために必要な雇用増、いわゆる「雇用のブレークイーブン」が月間+5万人程度まで低下したとの見方が浮上しています。

 

事前の予想どおり、非農業部門雇用者数が月間+5万人を上回り、かつ失業率が4.4%にとどまれば(図表3)、この見方を裏付けることになります。

 

出所:米労働省 (注)2025年10月は政府機関閉鎖に伴い、データ収集が不可能となり公表見送り
[図表10]失業率の推移 出所:米労働省
(注)2025年10月は政府機関閉鎖に伴い、データ収集が不可能となり公表見送り

 

パウエル議長はFOMC後の記者会見で、労働市場について「安定化の兆しがみられる」としつつも、「依然として軟化が続いている」と述べ、慎重な見方を示しました。

 

雇用統計が事前予想を上回る結果となれば、労働市場の先行きに対する懸念を和らげることになりそうです。

 

 

東京海上アセットマネジメント

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご留意事項】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『【米ドル円】2月第1週の為替相場にインパクトを与える「重要な経済指標」【解説:東京海上アセットマネジメント】』を参照)。

 

※本記事は東京海上アセットマネジメントの「TMAMマーケットウィークリー」の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が文章を一部改変しております。

※全文は「TMAMマーケットウィークリー」をご確認ください。

 

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【ご留意事項】
・当資料は、情報提供を目的として東京海上アセットマネジメントが作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。お申込みに当たっては必ず投資信託説明書(交付目論見書)をご覧の上、ご自身でご判断ください。投資信託説明書(交付目論見書)は販売会社までご請求ください。
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