11月26日の日経平均株価は、トランプ時期米大統領による「中国やカナダ、メキシコに対する関税強化」の表明を受けて投資家心理が急激に悪化したことから、朝方から軟調な展開に。指数は一時前日比700円超の下落となりました。もっとも、38,000円近辺では押し目買いも入り、日経平均株価は下げ幅を縮小。結局、前日比338.14円安の38,442.00円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが75銘柄、値下がりが147銘柄、変わらずが3銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、アドバンテスト〈6857〉、東京エレクトロン〈8035〉、TDK〈6762〉、信越化学工業〈4063〉、NTTデータ〈9613〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、花王〈4452〉、ZOZO〈3092〉、バンダイナムコホールディングス〈7832〉、エムスリー〈2413〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は19億0,500万株、売買代金は4兆3,369.01億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、繊維製品、空運業、その他製品、水産・農林業、建設業などが上昇した一方、石油・石炭製品、海運業、非鉄金属、銀行業、保険業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が三井E&S〈7003〉で+163円(+10.90%)の1,659円、2位がアトラエ〈6194〉で+80円(+9.20%)の950円、3位がオークネット〈3964〉で+137円(+5.40%)の2,673円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がACCESS〈4813〉で-136円(-9.92%)の1,235円、2位がセレス〈3696〉で-235円(-9.24%)の2,308円、3位が東京計器〈7721〉で-305円(-8.23%)の3,400円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは27銘柄、年初来安値を更新したのは43銘柄でした。
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