楽天証券から2024年12月25日にリリースされた資産づくりアプリ「iGrow(アイグロー)」について、筆者がおすすめの10個の機能(メリット)と、利用前に知っておくべき注意点(デメリット)や使い方についても紹介します。また、従来のアプリ「iSPEED(アイスピード)」との違いについても、楽天証券ユーザーでFP資格を持つ証券会社出身のSGO編集者が初心者にもわかりやすく解説します。
楽天証券の「iGrow」アプリとは?メリット・デメリットを紹介【iSPEEDとの違いも解説】

『資産形成ゴールドオンライン』は複数の企業と提携して情報を提供しており、当サイトを経由して申込みがあった場合、各企業から報酬が発生することがあります。しかし、提携の有無などが本ページ内のサービスの評価や掲載順位に関して影響を及ぼすことはありません(提携会社一覧)。

「iGrow」は、楽天証券から2024年12月25日にリリースされた、ユーザーの資産づくりをサポートするアプリです。

 

「iGrowでは何ができるの?」

「iGrowはどんな人におすすめ?」

「以前からあるアプリ『iSPEED』とは何が違うの?」

 

このようなニーズを持つ人は、ぜひ本記事を参考にしてください。楽天証券でスマホを利用して一貫して資産形成ができる方法がわかります。

 

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■重要なお知らせ

2025年3月~4月にかけて、証券口座の乗っ取りによる不正取引の被害が急増しています。

まだセキュリティ設定をしていない方は、『【要対策】楽天証券とSBI証券の「セキュリティ設定」…不正アクセスによる“口座乗っ取り”から資産を守る方法は?』を参考にして、早めに対策を講じてください。

 

1. 楽天証券の新アプリ「iGrow」とは?

楽天証券の資産づくりアプリiGrow
(引用:楽天証券)

 

楽天証券の「iGrow(アイグロー)」は、NISAやiDeCoを含む楽天証券の資産と楽天銀行の預金をまとめて管理できるスマートフォンアプリです。アプリで発注できる商品は現在は投資信託のみですが、将来的には株式の取引もできるようになる予定となっています。

 

2024年12月25日のリリース以降、SNSなどでは「とにかく見やすい」「グラフの表示速度が速い」と評判で、これから資産形成を始める若年層だけでなく、すでに楽天証券で投資信託の積立をしている人にもおすすめです。

1.1.「iGrow」と「iSPEED」の比較表

iGrowとiSPEED

 

楽天証券のアプリには以前から「iSPEED(アイスピード)」があり、「iGrow」とは何が違うのでしょうか?

 

整理したのが次の比較表です。

 

■楽天証券のアプリ「iGrow」と「iSPEED」の違い

アプリ名 iGrow iSPEED
iGrowアプリのアイコン iSPEEDアプリのアイコン
主な用途 資産形成 本格的な株式取引
情報収集
対象ユーザー 投資初心者、若年層
長期資産形成を目指す人
中~上級者
積極的に株式取引をする人
取引できる商品 投資信託
(スポット購入、積立)
【アプリから発注】
日本株、米国株、FX、
先物・オプション、CFDなど
【スマホサイトから発注】
投資信託、NISA、iDeCoなど
NISA口座での取引
(投資信託のみ)
操作性・デザイン 直感的に操作できる
シンプルな設計
機能重視でやや複雑だが
カスタマイズ性が高い
日経テレコン
(楽天証券版)の利用
×
利用料金 無料 無料
動作環境

iPhone/Android

iPhone/Android
※iPad用もあり

リリース時期 2024年12月 2010年9月

 

ご覧のように、iGrowは資産形成向けのアプリで、投資信託を中心に長期的な資産づくりをコンセプトにしています。一方、iSPEEDは詳細な分析をもとに株式等を積極的に取引して利益を目指すアプリという位置づけです。

 

どちらのほうが優れているというわけではなく、取引する商品や目的に応じて使い分ける形になります。

 

スマホで取引するなら、楽天証券のウェブサイトにスマホでアクセスする方法もあります。しかし、スマホサイトはPCでの操作をスマホ用に最適化したような感じなので、慣れないと使いづらいと思う人もいるでしょう。また、ブラウザなので通信環境によっては読み込み速度が遅い場合もあります。

 

一方、iGrowはスマホ用に設計されており、サクサク動く操作性と直感的に取引できるデザインに特長があります。そのため、楽天証券で投資信託を中心に資産形成をする人はiGrowアプリだけでも問題ありません。

 

なお、投資信託はiSPEEDでも取引できますが、楽天証券のスマホサイトに遷移して注文する形になります。

 

1.2.「iGrow」アプリのインストール方法

iGrowアプリをダウンロードするQRコード
(引用:楽天証券)

 

楽天証券のiGrowアプリは、上記のQRコードをスマホで読み取るか、次のリンクからインストールできます。

 

 

なお、iGrowはスマホ専用アプリで、PCにインストールして利用することはできません。

 

また、iGrowアプリは楽天証券の口座を開設していなくてもインストールはできますが、未開設の場合は利用できる機能が限られます(詳細は機能⑩で解説)。

 

日経テレコン(楽天証券版)を無料で利用できる

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2. 楽天証券の「iGrow」アプリを利用する10のメリット

メリット
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

iGrowがどのようなアプリかイメージできたら、筆者が実際に使ってみて「便利」「面白い」と思った機能をメリットとともに10個紹介します。

 

 

それぞれ解説します。

メリット①:資産の一括管理ができる

iGrowアプリでは、楽天証券のNISAやiDeCoをはじめ、楽天証券で保有している株式を含む全商品、楽天銀行の預金残高、保有している楽天ポイントの数を確認できます。

 

「ポートフォリオ」の「商品種類」タブでは保有している商品の種類の内訳、「口座区分」タブではNISA口座・特定口座などの口座区分ごとの保有商品を円グラフで見ることができます。

 

筆者のiGrowポートフォリオ画面
■筆者の「ポートフォリオ」画面

 

様々な角度から保有資産をチェックできるので、リスクを取り過ぎていないかなど、次の投資行動を考えるヒントにもなります。

 

このように、iGrowアプリでは資産の一括管理ができるので、楽天グループの金融機関を活用している人には特に利便性の高いサービスとなっています。

 

メリット②:資産推移をグラフで確認できる

iGrowには保有資産の推移をグラフで表示してくれる機能もあり、投資の成果を一目で確認できます。順調に資産が増えていることを実感できると、資産づくりのモチベーション維持につながります。

 

なお、資産推移グラフは、「月次」と「年次」を切り替えて見ることができます。

 

筆者のiGrow資産推移グラフ画面
■筆者の「資産推移グラフ」画面

 

ちなみに、2025年4月は米トランプ大統領の相互関税政策の影響で世界中の株価が下落し、筆者も含め多くの個人投資家の資産が目減りしている状態です。

 

株価は上がるときもあれば下がるときもあるので、10年後や20年後に資産が増えていることを期待し、時間を味方につけて、忍耐強く資産形成に取り組んでください。

 

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メリット③:投資信託の取引ができる

iGrowアプリでは、NISAを含む投資信託の(1回限りの)スポット購入や積立設定、売却ができます(やり方は4章で解説)。

 

また、保有銘柄の配分比率を一括で変更する機能も備わっているので、複数の投資信託を保有してポートフォリオを組んでいる人にもおすすめです。

 

iGrowの配分比率変更機能
■iGrowの配分比率変更機能 (引用:楽天証券)

 

アプリで取引できる商品は現在は投資信託だけですが、将来的には国内外の株式等も取引できるようになる予定となっています。

 

なお、楽天証券のウェブサイトやiSPEEDで買った株式等はiGrowにも反映され、保有残高を見ることができます。

 

メリット④:気になる銘柄を「お気に入りに登録」できる

iGrowでは気になる銘柄を「お気に入りに登録」できるので、その都度探さなくてもスピーディに価格等のチェックができます。

 

投資信託の銘柄の登録は、ファンド詳細画面の「お気に入りに登録」から行います。

 

お気に入りに登録

 

お気に入りに登録した銘柄を見るには、下部メニューの「探す・注文」>「お気に入り」から商品をタップします。

 

お気に入りページ

 

なお、国内株式と米国株式のお気に入り銘柄もiGrowで見ることはできます。ただし、iGrowからはお気に入り登録ができず、楽天証券のウェブサイトで該当銘柄を表示させて登録する必要があります。

 

メリット⑤:入出金もできる

iGrowアプリには入出金メニューもあるので、アプリだけで入金から取引、出金まで完結します。

 

入金手続きは、下部メニューの「マイページ」>「入金」から行います。

 

iGrowアプリでの入金方法

 

なお、楽天銀行と楽天証券の口座どうしを連携してマネーブリッジの「自動入出金(スイープ)」の設定をしておくと、楽天証券で発注するときに残高が足りなくても、楽天銀行の残高から不足分を補って自動入金してくれます。

 

iGrowアプリで入出金もできる

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メリット⑥:「カレンダー」でイベントを把握できる

iGrowアプリのカレンダー機能
■iGrowの「カレンダー」

 

iGrowの「カレンダー」では、主要経済指標の発表日や保有商品に関する情報を、次のように色分けされた丸で視覚的に把握できます。

 

  • 黒の丸:主要経済指標の発表などの経済カレンダー
  • 緑の丸:保有している投資信託の積立予定日や約定日、受渡日
  • 赤の丸:保有株式に関するイベント
  • 白の丸:楽天証券のセミナー開催日

 

その日付をタップすると内容が表示されるので、定期的にチェックして投資計画に役立てましょう。

 

メリット⑦:「プッシュ通知設定」で取引に関する情報を受け取れる

iGrowの「プッシュ通知設定」をオンにしておくと、投資信託の積立予定日や約定通知、分配金の受け取りのお知らせをタイムリーに受け取れます。

 

また、かぶツミ®(国内株式積立)や米株積立の積立予定日、日本株、米国株の配当金が入金されたときにも通知してくれるように設定することもできます。

 

プッシュ通知設定は、下部メニューの「マイページ」の右上に表示される「歯車アイコン」から行います。

 

歯車アイコン

 

そして、「プッシュ通知設定」から、知らせてほしい情報の種類を選びます(ここでは「積立予定通知」)。

 

プッシュ通知設定

 

最後に、各通知項目のON/OFFを切り替えましょう(ここでは「投資信託」のみON)。

 

積立予定通知

 

ただし、スマートフォン本体のiGrowアプリからの通知設定がOFFになっていると通知が届かないので、端末の通知設定がONになっていることを確認してください。

 

iGrowのすべての通知

 

メリット⑧:「FEED」機能で情報収集ができる

iGrowの「FEED」は、以下のようなアカウントから興味のあるアカウントをフォローしておくと、投資のヒントになるニュースやつぶやきをSNSのように閲覧できる機能です。

 

  • ロイターニュース
  • トウシル(楽天証券の投資情報メディア)
  • 楽天証券の各サービス担当

 

ロイターは経済ニュースやマーケット情報を提供する国際的なニュース機関なので、フォローしておくことをおすすめします。

 

アカウントの選択は、下部メニューの「FEED」の右上に表示される「人型アイコン」から行います。

 

iGrowのFEED機能

 

そして、希望するアカウントをタップしてフォローしましょう(ここでは「ロイター」と「トウシル」を選択)。

 

アカウント一覧

 

なお、このFEED機能は、楽天証券の口座を開設していなくてもiGrowアプリをインストールすれば利用できます。

 

「FEED」には「情報を提供する」という意味があります。

ロイターのニュースが見られるだけでも利用する価値はありそうです。

吹き出し
近藤章仁

 

メリット⑨:「かんたん積立診断」で積立設定内容を診断できる

iGrowの「かんたん積立診断」は、現在の投資信託の積立設定の内容をロボアドバイザーが次の3つ項目で診断し、改善につながる銘柄を提案してくれる機能です。

 

  1. 稼ぐ力:運用益を出す力
  2. 耐える力:値下がりに耐える力
  3. 安定力:値動きの幅を抑える力

 

診断は、下部メニューの「探す・注文」>「積立」>かんたん積立診断の「診断する」から行います。

 

診断する

 

注意事項を一読したら、「診断結果を見てみる」をタップしましょう。

 

診断結果を見てみる

 

すると、数秒で診断結果を表示してくれます。

 

筆者のかんたん積立診断の結果
■筆者の「かんたん積立診断」の結果

 

そして、スコアの下には、3項目のスコアを改善するための銘柄が表示されます。鵜呑みはいけませんが、今後の銘柄選びの参考にしましょう。

 

メリット⑩:口座がなくても一部の機能を利用できる

iGrowアプリは、楽天証券の口座を開設していなくても、FEED機能やカレンダー機能の一部、マーケット情報(指数のチェックなど)を利用できます。

 

iGrowアプリのマーケット画面
■iGrowの「マーケット」画面 ※ログインなしでも閲覧可

 

そのため、投資を検討中で「使い勝手を試してから口座開設したい」という人にもiGrowアプリはおすすめです。

 

NISA口座の開設数No.1(2024年12月末時点)

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3. 楽天証券の「iGrow」アプリを利用する3つのデメリット

デメリット
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

メリットの次は、iGrowを利用する前に知っておくべきデメリット(注意点)を3個紹介します。ただし、デメリットがあるからといってiGrowを使わない決定的な理由にはなりません。

 

 

それぞれ解説します。

デメリット①:取引できる商品は投資信託のみ

機能③で説明したように、iGrowアプリで取引できる商品は現在は投資信託のみとなっています。

 

高配当株に投資して定期的に配当金を受け取る仕組みを作っている人もいますが、保有株式から受け取れる配当金の額などを見ることはできません。

 

ただし、将来的には国内外株式の取引機能もiGrowに追加される予定なので、期待しましょう(出典:2024年12月24日ニュースリリース『楽天証券の新アプリ「iGrow™」、12月25日(水)より提供開始』)。

 

デメリット②:表示できる資産は楽天証券と楽天銀行のみ

機能①で説明したように、iGrowアプリで管理できるのは楽天証券と楽天銀行で保有している商品のみです。そのため、NISAは楽天証券でやっているけど、iDeCoはSBI証券という人などは全商品の残高をiGrowで確認できません。

 

商品や目的に応じて複数の金融機関を使い分けていて、すべての保有資産をアプリでチェックしたい人は、マネーフォワードなどの有料サービスの利用を検討しましょう。

 

ただし、iGrowアプリは無料で利用できるので、金融をはじめ様々なサービスを楽天グループに集約して「楽天経済圏」を活用している人にiGrowは特におすすめです。

 

デメリット③:「かんたんまとめ買い」機能では手数料の高い銘柄も提案される

iGrowのかんたんまとめ買い

 

iGrowの「かんたんまとめ買い」は、楽天証券が選んだ次の4つの投資スタイルのファンドセットから1つを選び、複数の投資信託を一括で注文できる機能です。

 

  1. 資産形成の王道セット
  2. リスク分散セット
  3. ちょっと冒険セット
  4. 高配当を目指すセット

 

簡単に分散投資を始められるので初心者には便利な機能かもしれませんが、信託報酬(投資信託の保有や運用にかかるコスト)の高い銘柄も含まれているので注意が必要です。

 

初心者にも使いやすいと評判

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4.「iGrow」アプリでの投資信託の買い方

スマホを持っている女性
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

iGrowのメリット・デメリットがわかったら、アプリから実際に投資信託を買付する方法を解説します。

 

今回注文するのは「楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド」で、特定口座で毎月5日に30,000円を証券口座(楽天銀行マネーブリッジ)から決済します。

 

流れは次の5ステップ。

 

 

順番に解説します。

STEP1:「探す・注文」から「購入」をタップ

iGrowアプリにログインしたら、下部メニューの「探す・注文」>「購入」の順に進みます。

 

探す・注文

 

(1回だけの)スポット購入ではなく積立設定の場合は、「積立」でも問題ありません。

 

STEP2:購入する銘柄を探す

検索窓に買付するファンド名の一部を入力して該当銘柄を探します。今回購入するのは「楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド」なので、「楽天プラス」と入力します。

 

検索

 

すると、候補銘柄が表示されるので、「楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド」を探してタップしましょう。

 

STEP3:「購入」もしくは「積立設定」から注文内容を入力

ファンド詳細画面が表示されたら、(1回だけの)スポット購入の場合は「購入」、積立買付の場合は「積立設定」に進みます(今回は「積立設定」)。

 

ファンド詳細

 

目論見書(投資信託の説明書のようなもの)と補完書面が表示されるので、目を通しましょう。

 

未確認の書面を閲覧する

 

「未確認の書面を閲覧する」から目論見書を確認したら、「同意して次へ」に進みます。

 

同意して次へ

 

すると、積立設定画面が表示されるので、次の7項目を選択・入力します。

 

  1. 口座区分
  2. 積立金額
  3. 引落方法の設定
  4. 積立指定日
  5. ボーナス設定の有無
  6. 分配金コースの選択
  7. ポイント利用の有無

 

なお、詳細は『楽天証券の「新NISA」の始め方と買い方…積立設定のやり方と口座開設の流れを解説【つみたて投資枠】』でも説明しています。

 

今回は、次のように入力しました。

 

  1. 口座区分:特定口座
  2. 積立金額:30,000円
  3. 引落方法の設定:証券口座(楽天銀行マネーブリッジ)
  4. 積立指定日:5日
  5. ボーナス設定の有無:設定しない
  6. 分配金コースの選択:再投資型
  7. ポイント利用の有無:利用しない

 

すべて入力したら、「次へ」をタップします。

 

積立設定

 

STEP4:積立設定内容を確認し、取引暗証番号を入力

積立設定内容が表示されるので、必ず確認しましょう。そして、取引暗証番号(4桁の文字列)を入力します。

 

取引暗証番号

 

STEP5:「設定する」をタップして完了

最後に「設定する」をタップします。

 

設定する

 

そして、画面に「完了しました」と表示されたら注文完了です。

 

完了しました

 

確認する場合は「積立設定へ」に進みます。変更と解除もここからできます。

 

NISAの銘柄数はトップクラス

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5. よくある質問

Q&A
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

最後に、楽天証券のiGrowに関するよくある質問に6個回答します。本文と重複する箇所もありますが、復習にお役立てください。

Q1. iGrowアプリはいつから利用できるようになりましたか?

楽天証券のiGrowアプリは、2024年12月25日にリリースされて利用できるようになりました。

 

Q2. iGrowアプリは無料で利用できますか?

楽天証券のiGrowアプリは無料で利用できます。

 

楽天証券の口座を開設していると全機能を利用できますが、口座を持っていなくても一部の機能を利用できます。

 

Q3. iGrowアプリはPCでも利用できますか?

楽天証券のiGrowアプリはスマホ専用で、PCにインストールして利用することはできません。

 

Q4. iGrowアプリでもNISA口座で取引できますか?

楽天証券のiGrowアプリでも、NISA口座(つみたて投資枠・成長投資枠)で投資信託の積立設定やスポット購入ができます。

 

Q5. iGrowアプリで出金する方法を教えてください。

iGrowからの出金手続きは、下部メニューの「マイページ」>「出金」から行います。

 

iGrowアプリでの出金方法

 

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Q6. iGrowアプリのセキュリティ設定のやり方は?

2025年6月1日以降は、絵文字による「ログイン追加認証」がiGrowアプリを含む楽天証券の全チャネルで必須となります。今のうちに、アプリのバージョンの更新、ログインパスワードと取引暗証番号の変更など、できる限りのセキュリティ対策をしておきましょう。

 

なお、不審なアクセスを自動で検知した際に登録済みの電話番号を用いて本人確認を行う「リスクベース認証」は、iGrowアプリでも2025年5月2日より適用されています(ユーザーによる設定は不要)。

 

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6. まとめ

iGrowアプリ
(引用:楽天証券)

 

この記事では、楽天証券の新アプリ「iGrow」のおすすめ機能と使い方を中心に解説しました。

 

楽天証券は、2025年1月6日に発表された「オリコン顧客満足度ランキング」のネット証券ランキングにおいて、SBI証券と同点で1位を獲得。

 

それに加えて、「分析ツール」「取引のしやすさ」「資産管理」「情報提供」「口座開設・特典」の5部門でトップの評価となっており、初心者でも直感的に取引できる操作画面が人気です。

 

本記事を参考にしてiGrowアプリを活用し、資産形成に取り組むきっかけにしてください。

 

取引画面が見やすいと初心者にも評判

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