楽天証券のアプリ「iGrow(アイグロー)」について、筆者が特におすすめする10個の機能(メリット)と、利用前に知っておきたい注意点(デメリット)、使い方を紹介します。また、「iSPEED(アイスピード)」との違いについても、楽天証券ユーザーでFP資格を持つ証券会社出身の編集者が、初心者にもわかりやすく解説します。
楽天証券の資産づくりアプリ「iGrow」とは?【iSPEEDとの違いも解説】

『資産形成ゴールドオンライン』は複数の企業と提携して情報を提供しており、当サイトを経由して申込みがあった場合、各企業から報酬が発生することがあります。しかし、提携の有無などが本ページ内のサービスの評価や掲載順位に関して影響を及ぼすことはありません(提携会社一覧)。

「iGrow」は、楽天証券が2024年12月25日にリリースした、ユーザーの資産づくりをサポートするアプリです。

 

「iGrowはどんな人におすすめ?」

「iGrowでは何ができるの?」

「iGrowの基本的な機能は?」

「iGrowの使い方は?」

「以前からあるアプリ『iSPEED』とは何が違うの?」

 

このような疑問を持っている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

 

最後まで読むと、楽天証券でiGrowアプリを活用して資産形成・資産管理を行う方法が理解できるようになります。

 

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1. 楽天証券の資産づくりアプリ「iGrow(アイグロー)」とは?

楽天証券の資産づくりアプリiGrow
(出典:楽天証券)

 

楽天証券の「iGrow(アイグロー)」は、NISAやiDeCoを含む楽天証券の資産に加え、楽天銀行の預金までをまとめて管理できるスマートフォンアプリです。

 

リリース以降、SNSなどでは、

 

「とにかく見やすい」

「グラフの表示速度が速い」

「自分の資産状況を可視化できて便利」

 

などと評判で、2025年6月には提供開始からわずか半年で100万ダウンロードを突破しました(出典:2025年6月30日プレスリリース『楽天証券のスマホ向け資産づくりアプリ「iGrow®」、100万ダウンロードを突破!』)。

 

iGrowアプリは、これから投資を始める若年層をはじめ、すでに楽天証券で資産形成をしている方にもおすすめです。

 

iGrowのApp Storeでの評価


1.1.「iGrow」と「iSPEED」の違いを比較

「iGrow」と「iSPEED」の比較

 

楽天証券のアプリには、以前から「iSPEED(アイスピード)」がありますが、「iGrow」とは何が違うのでしょうか?

 

主な違いを整理したのが次の比較表です。アプリの概要とあわせてご確認ください。

 

■楽天証券のアプリ「iGrow」と「iSPEED」の違い

アプリ名 iGrow iSPEED
iGrowアプリのアイコン iSPEEDアプリのアイコン
主な用途 資産形成 本格的な株式取引
情報収集
対象ユーザー 投資初心者、若年層
長期資産形成を目指す人
中~上級者
積極的に株式取引をする人
取引できる商品 投資信託
(スポット購入、積立)
【アプリから発注】
日本株、米国株、FX、
先物・オプション、CFDなど
【スマホサイトから発注】
投資信託、NISA、iDeCoなど
NISA口座での取引
(投資信託のみ)
操作性・デザイン 直感的に操作できる
シンプルな設計
機能重視でやや複雑だが
カスタマイズ性が高い
日経テレコン
(楽天証券版)の利用
×
利用料金 無料 無料
動作環境

iPhone/Android

iPhone/Android
※iPad用もあり

リリース時期 2024年12月 2010年9月

 

iGrowは主に資産形成層をターゲットとしており、投資信託を中心にした長期的な資産づくりコンセプトとするアプリです。一方、iSPEEDはアクティブトレーダー向けで、株式取引で利益獲得を目指すアプリに位置づけられます。

 

どちらのほうが優れているというわけではなく、取引する商品や目的に応じて使い分ける形になります。

 

■楽天証券の2つのアプリの位置づけ

 

  • iGrow:投資信託を中心に長期的に資産形成を行うアプリ
  • iSPEED:株式取引で積極的に利益を目指すアプリ

 

なお、スマホで取引をするなら、楽天証券のウェブサイトにスマホでアクセスする方法もあります。

 

しかし、スマホサイトはPCでの操作をスマホ用に最適化したような感じなので、慣れないと使いづらいと思う方もいるでしょう。また、ブラウザ経由のため、通信環境によっては読み込みが遅くなる場合もあります。

 

一方、iGrowはスマートフォン向けに設計されており、サクサク動く操作性と直感的に取引できるデザインが特徴です。そのため、楽天証券で投資信託を中心に資産形成をする方であれば、iGrowアプリだけでも十分対応できます。

 

ちなみに、iSPEEDアプリからも投資信託の取引は可能ですが、注文時は楽天証券のスマホサイトへ遷移する形になります。

 

1.2.「iGrow」アプリの使い方・ダウンロード方法

iGrowアプリをダウンロードするQRコード
(出典:楽天証券)

 

楽天証券のiGrowアプリは、上記のQRコードをスマホで読み取るか、次のリンクからダウンロードできます。

 

 

iGrowアプリは、App Storeで「4.6」の高評価を獲得しており、多くのユーザーから支持を集めています。

 

iGrowアプリのApp Storeでの評価

 

なお、iGrowはスマホ専用アプリで、PCにインストールして利用することはできません。

 

また、iGrowアプリは楽天証券の口座を開設していなくてもダウンロードできますが、未開設の場合は利用できる機能が制限されます(詳細は機能⑩で解説)。

 

口座開設は無料なので、まだ開設していない方はこの機会に検討してみましょう。「日経テレコン(楽天証券版)」を利用すれば、日経新聞の情報も閲覧できます。

 

日経テレコン(楽天証券版)を無料で利用できる

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2. 楽天証券の「iGrow」アプリを利用するメリット…おすすめ機能10選を紹介

メリット
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

iGrowがどのようなアプリかイメージできたら、筆者が実際に使ってみて「便利」「面白い」と思った機能をメリットとともに10個紹介します。

 

 

それぞれ解説します。

メリット①:資産の一括管理ができる

iGrowアプリでは、楽天証券のNISAやiDeCoをはじめ、楽天証券で保有している株式等の全商品に加え、楽天銀行の預金残高などをまとめて確認できます。

 

また、「ポートフォリオ」画面では、「商品種類」タブで保有している商品の内訳、「口座区分」タブでNISA口座・特定口座などの口座ごとの保有商品を、それぞれ円グラフで見ることができます。

 

筆者のiGrowポートフォリオ画面
■筆者のiGrowの「ポートフォリオ」画面

 

さまざまな角度から保有資産を確認できるため、リスクを取り過ぎていないかなど、次の投資行動を考えるうえでのヒントにもなります。

 

このように、iGrowアプリでは資産の一括管理ができるので、楽天グループの金融機関を活用している方にとって、特に利便性の高いサービスといえるでしょう。

 

メリット②:資産推移をグラフで確認できる

iGrowには、保有資産の推移をグラフで表示する機能があり、投資の成果を一目で確認できます。

 

資産が順調に増えていることを実感できると、資産づくりのモチベーション維持につながります。

 

なお、資産推移グラフは「月次」と「年次」を切り替えて表示できます。

 

筆者のiGrow資産推移グラフ画面
■筆者の「資産推移グラフ」画面

 

株価は上がるときもあれば下がるときもあります。資産の増減に一喜一憂せず、時間を味方につけながら、腰を据えて資産形成に取り組みましょう。

 

メリット③:年間のインカムゲインの予想金額を確認できる

配当・分配・利金の管理機能が新登場
(出典:楽天証券)

 

2025年6月27日、楽天証券のiGrowアプリに新機能が追加され、総合口座やNISA口座で受け取った株式の配当金、投資信託の分配金、債券の利金(利子)の合計金額や推移を、数値やグラフで確認できるようになりました。

 

さらに業界初の試みとして、保有銘柄から年間で得られる配当金や利金などの予想金額も確認できるようになりました(投資信託の予想分配金額は表示不可)。

 

配当・分配メニュー

 

これまで、年間で受け取れる見込みの配当金など、インカムゲインの合計額は、自分で計算する必要がありました。

 

しかし、iGrowを活用すれば「受取済み+予想」の金額が自動で表示されるので、資産管理がよりしやすくなります。

 

メリット④:投資信託の取引ができる

iGrowでは、NISAを含む投資信託のスポット購入や積立設定、売却までアプリ上で完結できるため、スムーズに資産づくりを進められます(注文方法は4章で解説)。

 

また、保有銘柄の配分比率をまとめて変更する機能も備わっているため、複数の投資信託を組み合わせてポートフォリオを運用している方にもおすすめです。

 

iGrowの配分比率変更機能
■iGrowの配分比率変更機能 (出典:楽天証券)

 

アプリで取引できる商品は、現時点では投資信託のみですが、将来的には国内株式や海外株式なども取引できるようになる予定です。

 

ただし、楽天証券のウェブサイトやiSPEEDで購入した株式等はiGrowにも反映され、保有残高を確認することは可能です。

 

メリット⑤:気になる銘柄を「お気に入りに登録」できる

iGrowでは、気になる銘柄を「お気に入りに登録」できるため、価格などをスピーディに確認できます。

 

投資信託の銘柄は、ファンド詳細画面の「お気に入りに登録」から登録可能です。

 

お気に入りに登録

 

お気に入りに登録した銘柄を見るには、下部メニューの「探す・注文」>「お気に入り」から商品をタップします。

 

お気に入りページ

 

なお、国内株式と米国株式のお気に入り銘柄もiGrow上で見ることができますが、アプリから登録することはできません。これらの銘柄は、楽天証券のウェブサイトで該当銘柄を表示し、「お気に入り」に登録する必要があります。

 

メリット⑥:入出金もできる

iGrowアプリには入出金メニューも用意されているため、入金から取引、出金までをアプリだけで完結できます。

 

入金手続きは、下部メニューの「マイページ」>「入金」から行います。

 

iGrowアプリでの入金方法

 

なお、楽天銀行と楽天証券の口座を連携し、マネーブリッジの「自動入出金(スイープ)」を設定しておけば、楽天証券で発注する際に残高が不足していても、楽天銀行の残高から不足分が自動で入金されるため便利です。

 

iGrowアプリで入出金もできる

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メリット⑦:「カレンダー」でイベントを把握できる

iGrowアプリのカレンダー機能
■iGrowの「カレンダー」

 

iGrowの「カレンダー」では、主要な経済指標の発表日や保有商品の関連情報を、色分けされた「マル」でひと目で把握できます。

 

  • 黒の丸:主要経済指標の発表などの経済カレンダー
  • 緑の丸:保有している投資信託の積立予定日や約定日、受渡日
  • 赤の丸:保有株式に関するイベント
  • 白の丸:楽天証券のセミナー開催日

 

日付をタップすると内容が表示されるため、定期的にチェックして投資計画に役立てましょう。

 

メリット⑧:「プッシュ通知設定」で取引に関する情報を受け取れる

iGrowの「プッシュ通知設定」をオンにしておくと、投資信託の積立予定日や約定通知、分配金の受け取りなどをタイムリーに受け取れます。

 

また、「かぶツミ(国内株式積立)」や「米株積立」の積立予定日、日本株・米国株の配当金が入金された際に通知を受け取れるように設定することも可能です。

 

プッシュ通知の設定は、下部メニューの「マイページ」右上にある「歯車アイコン」から行います。

 

歯車アイコン

 

続いて、「プッシュ通知設定」から通知を受け取りたい情報の種類を選びます(ここでは「積立予定通知」)。

 

プッシュ通知設定

 

最後に、各通知項目のON/OFFを切り替えましょう(ここでは「投資信託」のみONに設定)。

 

積立予定通知

 

なお、スマートフォン本体でiGrowアプリの通知がOFFになっている場合は通知は届かないため、あらかじめ端末側の通知設定がONになっていることを確認してください。

 

iGrowのすべての通知

 

メリット⑨:「FEED」機能で情報収集ができる

iGrowの「FEED」は、以下のようなアカウントのなかから興味のあるものをフォローしておくと、資産づくりのヒントになるニュースやつぶやきを、SNSのように見ることができる機能です。

 

  • ロイターニュース
  • トウシル(楽天証券の投資情報メディア)
  • 楽天証券の各サービス担当

 

ロイターは、経済ニュースやマーケット情報を提供する国際的なニュース機関のため、フォローしておくことをおすすめします。

 

アカウントの選択は、下部メニューの「FEED」の右上に表示される「人型アイコン」から行います。

 

iGrowのFEED機能

 

続いて、希望するアカウントをタップしてフォローしましょう(ここでは「ロイター」と「トウシル」を選択)。

 

アカウント一覧

 

なお、このFEED機能は、楽天証券の口座を開設していなくても、iGrowアプリをインストールすれば利用できます。

 

日々の情報収集に活用し、資産づくりのヒントに役立てましょう。

 

「FEED」には「情報を提供する」という意味があります。

ロイターのニュースが見られるだけでも、利用価値が高いといえます。

吹き出し
筆者のコメント

 

メリット⑩:口座がなくても一部の機能を利用できる

iGrowアプリは、楽天証券の口座を開設していなくても、FEED機能やカレンダー機能の一部、指数のチェックなどのマーケット情報を活用できます。

 

iGrowアプリのマーケット画面
■iGrowの「マーケット」画面 ※ログインなしでも閲覧可

 

そのため、投資を検討している方で、「まずは使い勝手を試してから口座開設したい」という場合にも、iGrowアプリはおすすめです。

 

NISA口座の開設数No.1(2025年6月末時点)

楽天証券の公式サイトへのリンク

 

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3. 楽天証券の「iGrow」アプリを利用する3つのデメリット

デメリット
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

メリットの次は、iGrowを利用する前に知っておきたいデメリット(注意点)を3つ紹介します。ただし、デメリットがあるからといって、iGrowを使わない決定的な理由になるわけではありません。

 

 

それぞれ解説します。

デメリット①:取引できる商品は投資信託のみ

投資信託のイメージ図
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

メリット④で説明したとおり、iGrowアプリで取引できる商品は、現時点では投資信託のみです。

 

ただし、将来的には国内株式・海外株式の取引機能もiGrowに追加されると発表されているため、今後のサービス拡充に期待しましょう(出典:2024年12月24日ニュースリリース『楽天証券の新アプリ「iGrow™」、12月25日(水)より提供開始』)。

 

デメリット②:表示できる資産は楽天証券と楽天銀行のみ

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

メリット①で説明したように、iGrowアプリで管理できるのは、楽天証券と楽天銀行で保有している商品のみです。

 

そのため、NISAは楽天証券、iDeCoはSBI証券といったように複数の金融機関を利用している場合、すべての資産残高をiGrowで一括管理できません。

 

商品や目的に応じて複数の金融機関を使い分けており、すべての保有資産をアプリでまとめて管理したい方は、マネーフォワードなどの有料サービスの利用を検討するとよいでしょう。

 

一方で、iGrowアプリは無料で利用できるため、金融をはじめとする各種サービスを楽天グループに集約し、「楽天経済圏」を活用している方には、特におすすめです。

 

デメリット③:「かんたんまとめ買い」機能では信託報酬の高い銘柄も提案される

iGrowのかんたんまとめ買い

 

iGrowの「かんたんまとめ買い」は、楽天証券が選んだ次の4つの投資スタイルのファンドセットのなかから1つを選び、複数の投資信託をまとめて注文できる機能です。

 

  1. 資産形成の王道セット
  2. リスク分散セット
  3. ちょっと冒険セット
  4. 高配当を目指すセット

 

簡単に分散投資を始められるため初心者には便利な機能かもしれませんが、信託報酬(投資信託の保有・運用にかかるコスト)の高めの銘柄も含まれているため、利用する際には注意が必要です。

 

初心者にも使いやすいと評判

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4.「iGrow」アプリでの投資信託の買い方

スマホを持っている女性
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

iGrowのメリット・デメリットを押さえたところで、アプリから実際に投資信託を購入する方法を解説します。

 

今回は、「楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド」を例に、特定口座で毎月5日に30,000円を、証券口座(楽天銀行マネーブリッジ)から決済するケースを紹介します。

 

流れは次の5ステップです。

 

 

順番に解説します。

STEP1:「探す・注文」から「購入」をタップ

iGrowアプリにログインしたら、下部メニューの「探す・注文」>「購入」の順に進みます。

 

探す・注文

 

(1回だけの)スポット購入ではなく積立設定を行う場合は、「積立」でも問題ありません。

 

STEP2:購入する銘柄を探す

検索窓に購入するファンド名の一部を入力し、該当銘柄を探します。今回は「楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド」を購入するため、「楽天プラス」と入力します。

 

検索

 

すると、候補銘柄が表示されるので、「楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド」を探してタップしましょう。

 

STEP3:「購入」もしくは「積立設定」から注文内容を入力

ファンド詳細画面が表示されたら、スポット購入の場合は「購入」、積立買付の場合は「積立設定」を選択します(今回は「積立設定」)。

 

ファンド詳細

 

目論見書(投資信託の説明書のようなもの)と補完書面が表示されるので、目を通しましょう。

 

未確認の書面を閲覧する

 

「未確認の書面を閲覧する」から目論見書を確認したら、「同意して次へ」に進んでください。

 

同意して次へ

 

すると、積立設定画面が表示されるので、次の7項目を選択・入力します。

 

  1. 口座区分
  2. 積立金額
  3. 引落方法の設定
  4. 積立指定日
  5. ボーナス設定の有無
  6. 分配金コースの選択
  7. ポイント利用の有無

 

なお、詳細については、『楽天証券の「新NISA」の始め方と買い方を解説【つみたて投資枠】』でも解説しています。

 

今回は、次のように入力しました。

 

  1. 口座区分:特定口座
  2. 積立金額:30,000円
  3. 引落方法の設定:証券口座(楽天銀行マネーブリッジ)
  4. 積立指定日:5日
  5. ボーナス設定の有無:設定しない
  6. 分配金コースの選択:再投資型
  7. ポイント利用の有無:利用しない

 

すべて入力したら、「次へ」をタップします。

 

積立設定

 

STEP4:積立設定内容を確認し、取引暗証番号を入力

積立設定内容が表示されるので、必ず確認しましょう。問題がなければ、取引暗証番号(4桁の数字)を入力します。

 

取引暗証番号

 

STEP5:「設定する」をタップして完了

最後に「設定する」をタップします。

 

設定する

 

画面に「完了しました」と表示されたら、注文は完了です。

 

完了しました

 

内容を確認する場合は「積立設定へ」へ進みましょう。積立内容の変更や解除も、ここから行えます。

 

NISAの銘柄数はトップクラス

楽天証券の公式サイトへのリンク

 

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5. よくある質問

Q&A
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

最後に、楽天証券のiGrowに関するよくある質問に5つ回答します。本文と重複する箇所もありますが、復習にお役立てください。

Q1. iGrowアプリは無料で利用できますか?

楽天証券のiGrowアプリは、無料で利用できます。

 

楽天証券の口座を開設している場合は全機能を利用できますが、口座を持っていなくても一部の機能は利用可能です。

 

Q2. iGrowアプリはPCでも利用できますか?

楽天証券のiGrowアプリはスマートフォン専用のため、PCにインストールして利用することはできません。

 

Q3. iGrowアプリでもNISA口座で取引できますか?

楽天証券のiGrowアプリでも、NISA口座(つみたて投資枠・成長投資枠)を利用して、投資信託の積立設定やスポット購入ができます。

 

Q4. iGrowアプリをおすすめしないのはどのような人ですか?

iGrowアプリは投資信託を中心に資産形成・管理を行うことを目的としており、次のような方にはおすすめしません。

 

■iGrowアプリをおすすめしない人

 

  • 株式取引を中心に行いたい方
  • 大きなPC画面で資産管理を行いたい方
  • 資産の多くを他社で運用している方

 

Q5. iGrowアプリで楽天銀行の残高が表示されない場合、どのような原因が考えられますか?

iGrowアプリで楽天銀行の残高が表示されない場合、楽天銀行との口座連携(=マネーブリッジ)が済んでいない可能性があります。

 

「マイページ」>「マネーブリッジ」の順に進み、必要な手続きをしてください。

 

マネーブリッジ

 

Q6. iGrowアプリのセキュリティ設定にはどのようなものがありますか?

楽天証券には、アプリへのログイン時にも複数のセキュリティ設定が用意されており、より高いセキュリティ強度を誇る「パスキー認証(FIDO2)」も利用できます。

 

詳しくは、楽天証券の公式サイト『セキュリティ』をご確認ください。

 

Q7. iGrowアプリで出金する方法を教えてください。

iGrowからの出金手続きは、下部メニューの「マイページ」>「出金」から行えます。

 

iGrowアプリでの出金方法

 

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6. まとめ

iGrowアプリ
(出典:楽天証券)

 

この記事では、楽天証券の新アプリ「iGrow」のおすすめ機能と使い方を中心に解説しました。

 

楽天証券は、2025年1月6日に発表された「オリコン顧客満足度ランキング」のネット証券ランキングにおいて、SBI証券と同点で1位を獲得。

 

それに加えて、「分析ツール」「取引のしやすさ」「資産管理」「情報提供」「口座開設・特典」の5部門でトップとなっており、初心者でも直感的に取引できる操作画面が高く評価されています。

 

本記事を参考にしてiGrowアプリを活用し、資産形成に取り組むきっかけにしてください。

 

取引画面が見やすいと初心者にも評判

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口座数が国内証券会社(単体)ではトップとなる1,100万を突破し、20代や30代の若年層を中心に開設者が続出している楽天証券。SGO編集部は同社の社員に取材をして、人気の秘訣を伺いました。
 

2023年6月買付分より投資信託のクレカ積立のポイント還元率を引き上げた背景、「投信保有ポイント」復活の可能性についても触れているので、『【楽天証券社員インタビュー】投資のハードルを下げる数々の「業界のスタンダード」を作ってきた楽天証券が目指す姿とは?』からご確認ください。