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ブルーモ証券は2022年6月に設立（前身はブルーモ・インベストメント株式会社）され、2024年5月に米国株・米国ETFの取引アプリ「Bloomo（ブルーモ）」をリリース。
長期資産形成に特化した国内初の証券会社として、ユーザー数を増やしています。
そこで本記事では、
「ブルーモ証券の評判を聞いたけど、何ができるの？」
「ブルーモ証券の口座はどうやって開設するの？」
「ブルーモ証券の口座開設に必要なものは？」
のような疑問を持っている人に、ブルーモ証券の特徴や口座開設のやり方、実施中のキャンペーンなどを紹介します。
証券会社の口座開設が初めての人も、経験者の人も、ぜひこの記事を参考にしてチャレンジしてみてください。
はじめに：「ブルーモ証券（Bloomo）」の口座開設に必要なもの
ブルーモ証券の口座開設に必要なものは、本人確認の方法によって次のように異なります。
| 本人確認の方法 | 必要なもの | |
|---|---|---|
| ① | マイナンバー カード の読み取り |
・マイナンバーカード |
| ② | 写真撮影 |
【顔写真付き身分証】 |
おすすめの本人確認方法は、①のマイナンバーカードの読み取りです。必要書類が1枚で済むだけではなく、自分の顔をスマホでセルフィー撮影する必要もありません。
ただし、マイナンバーカードの交付時に設定した署名用パスワード（6～16文字の英数字）を忘れたり、マイナンバーカード自体を持っていなかったりする人は、②の写真撮影の方法でも大丈夫です。
「顔写真付きの身分証」と「マイナンバー（個人番号）のわかる書類」の2点と「自分の顔」をスマホで撮影し、アップロードしてください。
マイナンバーカードの署名用パスワードの入力を5回連続で間違えるとパスワードがロックされてしまうので、注意しましょう。
なお、口座開設完了までにかかる日数は、どちらの方法でも申込完了後1～2営業日程度となっています。
ただし、①のマイナンバーカードの読み取りのほうが情報をICチップから直接読み取るので早くて確実です。②の写真撮影は画像が不鮮明だと再提出になり、時間がかかる場合があります。
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1.「ブルーモ証券」で口座開設をする手順【Bloomoアプリ】
ブルーモ証券の口座開設に必要な書類を把握できたら、実際の手順を紹介します。
流れは次の10ステップ。各プロセスをタップするとその解説に飛ぶので、途中まで進んでいる人は必要なところからお読みください。
■ブルーモ証券の口座開設の流れ
順番に解説します。
STEP1：「Bloomoアプリ」をインストールする
ブルーモ証券の口座はPCサイトからは開設できず、スマホにBloomoアプリをインストールして手続きをします。
スマホでこの記事を読んでいる人は、ブルーモ証券で口座開設をするからアプリをインストールしましょう。
PCで見ている人は、スマホで次のQRコードを読み取ってBloomoアプリをインストールし、スマホから手続きをしてください。
なお、Google Playでのアプリの評価は「4.5」となっています（2025年5月1日時点）。
STEP2：「ユーザー登録」をする
Bloomoアプリをインストールしたら、ユーザー登録をします。
アプリを開いて「はじめる」をタップしてください。
ブルーモ証券の特徴を紹介した画面が表示されるので目を通して、「無料でユーザー登録する」をタップします。
続いて、メールアドレスの登録をします。入力後、「メールを送信する」をタップしましょう。その際、ドメイン指定受信の設定をしている場合は、「bloomo.co.jp」からのメールを受信できるようにしておいてください。
登録したメールアドレスに「【ブルーモ】アカウント登録」という件名でメールが届いていることを確認しましょう。
届いたメール内のURLをタップすると、アカウントの登録、つまりユーザー登録は完了です。
STEP3：「アカウント」を作成する
ユーザー登録の次は、アカウントの作成です。
パスワードの登録画面が表示されるので、登録しましょう。大文字・小文字・数字を含む8文字以上で作成したら、「つぎへ」をタップします。
招待コードをどこかで入手した人は、このタイミングで登録しましょう。残高手数料が1ヵ月無料になる特典があります（上限は500円）。
招待コードを持っていない場合は、ブランクのまま「つぎへ」をタップしてください。
次に、任意のユーザー名を登録します（ニックネームでOK）。プライバシー保護の観点から、本名は控えましょう。
ユーザー名を決めて入力したら、「つぎへ」をタップします。
すると、ユーザーIDの登録画面が表示されます。最初から入力されているIDをそのまま使うこともできますし、任意のIDを登録することもできます（あとから変更も可）。
IDを決めて入力したら、「無料でアカウントを作成する」をタップします。
次の画像のように「アカウントを作成しました」と表示されたら完了です。
お知らせを受け取る場合は、プッシュ通知をオンにしておきましょう。口座開設が完了したときにも通知が来ます。
STEP4：「2分で口座開設をはじめる」をタップする
口座開設の申し込みは「2分で口座開設をはじめる」から行います。
必要なものは次の3つ。
- 本人情報
- 投資・資産情報
- 本人確認書類（身分証）
マイナンバーカードなどの本人確認書類を手元に用意しておきましょう。
STEP5：「本人情報」を入力する
本人情報の入力は次の6つ。本人確認書類に記載の名前や住所と同じ情報を入力しましょう。
- 名前とカナ
- 性別
- 生年月日
- 国籍
- 携帯電話番号
- 住所
住所の入力まで済んだら、「つぎへ」をタップします。
「本人情報を入力しました」の画面が表示されたら、「つぎへ」をタップしましょう。
口座開設のプロセスの半分以上は完了しているので、あと一息です。
STEP6：「投資・資産情報」を入力する
続いて、「投資・資産情報」を入力していきます。
まずは投資経験です。選択したら「つぎへ」をタップします。「なし」でも大丈夫なので、正直に回答しましょう。
次に、投資する目的を5つの選択肢から近いものを選び、「つぎへ」をタップしてください。
続いて、現在の金融資産を回答し、「つぎへ」をタップします。
そして、仕事の状況を選んで「つぎへ」をタップします。
「会社や団体で働いている」を選んだ場合は、勤務先も入力します。入力したら、「つぎへ」をタップします。
すると、ここまでの入力内容の確認画面が表示されるのでチェックしてください。問題がなければ、「この内容で提出する」をタップします。
このあと提出する本人確認書類に記載の内容と異なった情報を送信すると再提出となり、口座開設完了まで時間がかかります。修正する場合は、今のうちに該当項目をタップして直しましょう。
再び確認画面が表示されるので、「提出する」をタップします。
「口座情報を提出しました」と書かれた次の画面が表示されたら、「つぎへ」をタップします。
STEP7：「重要事項」を確認する
続いて、重要事項の確認です。次の3つの項目を満たしているか（該当していないか）をチェックします。
- 外国に居住していない
- 米国市民・米国グリーンカード保有者ではない
- 外国の重要な公的地位にある者（大臣等）ではない
大丈夫であれば、「上記の項目を満たしている」にチェックを入れて、「同意する」をタップしましょう。
STEP8：「本人確認書類（身分証）」を確認する
続いて、本人確認方法を選択します。
1枚で済む「マイナンバーカード（＋署名用パスワード）」がある場合は、上の「持っている」を選びましょう。
なお、マイナンバーカード自体を持っていなかったり、署名用パスワードを忘れたりロックされたりしている人は、下の「持っていない」を選んでください。写真撮影による本人確認の方法でも口座開設はできます。
「持っている」を選んで「つぎへ」をタップすると、「署名用パスワードがわかる・わからない」を問う次の画面が表示されます。
わかっている場合は、上の「署名用パスワードがわかる」をタップします。
わからない場合は下の「署名用パスワードがわからない」を選ぶことになりますが、写真撮影による本人確認の方法に切り替わるだけなので安心してください。
ここでは「署名用パスワードがわかる」を選択し、「本人確認を開始する」をタップします。
マイナンバーカードの読み取り時の注意点が表示されるので、一読してください。
そして、「本人確認を開始する」をタップすると公的個人認証の画面が表示されます。
「手続きを始める」をタップして、マイナンバーカード裏面の左下にあるQRコードを読み取ってください。
そして、今度はマイナンバーカードの中央にスマホのNFCスキャナーをかざします。浮いていると上手く読み取れない場合があるので、マイナンバーカードの上にスマホを乗せても大丈夫です。
もしこのタイミングでNFCに対応していないスマホだと気づいたら、写真撮影による方法で本人確認をしましょう。
読み取りができたら、署名用パスワードの入力の前に次のような画面が表示されるので、「手続きを始める」をタップしましょう。
そして、記載されている内容を一読して問題がなければ、「同意して次へ進む」をタップしてください。
署名用パスワードを入力し、「スキャンを始める」をタップします。
もう一度、マイナンバーカードの中央にスマホのNFCスキャナーをピッタリくっつけます。
「通信中…」とグルグル表示されるので、動かさずに待ちましょう。
上手く読み取りができると、「必要な個人情報の提出が完了しました」の画面が表示されます。
そして、「完了」をタップすると、「口座開設の申込みが完了しました」の画面が表示されます。
以上でブルーモ証券の口座開設の申し込みは完了です。ここで画面を閉じても大丈夫です。
なお、口座開設が完了していなくても、目標ポートフォリオの設定などはできるので、色々と試してみましょう。
STEP9：審査完了を待つ
ブルーモ証券で審査が始まるので、完了まで待ちましょう。
なお、口座開設完了の画面で「つぎへ」に進むと、NISA口座も一緒に申し込むかどうかを問う画面が表示されます。
NISA口座は1人1口座しか開設できないので慎重に判断する必要があるうえ、あとから申し込むこともできます。そのため、ここではいったん「今はしない」にしておいて大丈夫です。
ただし、ブルーモ証券でNISAを始めると決めている人は、このタイミングで申し込んでおくとスムーズです。
STEP10：口座完了通知を受け取る
不備がなければ、1～2営業日程度で口座完了通知のメールが届きます。
筆者の場合は、木曜日の15時に申し込みが完了して、土曜日の午前7時3分に「口座開設のお知らせ」という件名のメールが届きました。
証券会社側の混雑状況にもよりますが、もし木曜日の午前中に申し込みが完了していれば、翌日の金曜日には開設できていたかもしれません。
余裕を持って口座開設手続きをしましょう。
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2. ブルーモ証券（Bloomo）で口座開設をするメリット5つ
口座開設のやり方の次は、ブルーモ証券の口座を開設するメリットを次の5つに絞って紹介します。
■ブルーモ証券で口座開設をするメリット5つ
それぞれ解説します。
メリット①：少額で米国株取引を始められる
ブルーモ証券は米国株・ETF取引に特化した証券会社です。
通常、米国株は1株単位での取引ですが、ブルーモ証券なら0.0001株単位（最低200円以上）で取引できるので、初心者でも少額で気軽に米国株取引を始めることができます（初回のみ10万円以上の入金が必要）。
しかも、保有している米国株・米国ETFから200円以上の配当金・分配金が出た場合は、その金額を自動で同じ銘柄に再投資してくれる機能もあります。
この配当金再投資機能があるのは、国内証券ではブルーモ証券だけ（2024年6月同社調査：個別株を提供する日本で登録された証券会社を対象）。
このように、ブルーモ証券なら取引単位を細かく調整して複数の米国株に分散投資できるだけではなく、配当金の再投資機能による複利効果で保有資産を効率よく増やせるチャンスがあります。
メリット②：著名投資家や他のユーザーのポートフォリオをコピーできる
ブルーモ証券のユニークな特長が、“投資の神様”といわれるウォーレン・バフェット氏などの著名投資家が実際に保有している米国株のポートフォリオ（銘柄の組み合わせのこと）をコピーできる点です。
損益は買付タイミングにも左右されるので、同じ銘柄を買ったからといって利益が出るわけではありません。しかし、実績のある投資家がどのような銘柄を保有しているかを知ることは、今後自分で銘柄を選ぶヒントになります。
そして何より、自分でゼロから銘柄を選ぶ手間が省けるので、早期に米国株取引を始めるきっかけになります。
なお、米国株投資で有名な「たばぞう」さんのポートフォリオも2025年4月9日からコピーできるようになりました。
メリット③：両替・買付などの手続きを代行してくれる
ブルーモ証券には、手動による米国株のスポット買付のほかに、目標ポートフォリオを設定して入金すると自動で両替・買付を実行してくれる機能もあります。
また、株価が変動して銘柄の配分比率が崩れたときは簡単にリバランスもできるので、面倒になって途中で運用をやめてしまう心配も少なくなります。
メリット④：取引手数料が無料
ブルーモ証券は米国株の取引手数料が無料となっています。
SBI証券や楽天証券の主要ネット証券で米国株を売買するときは、約定代金に対して0.495%（税込）の取引手数料がかかるので、ブルーモ証券の取引手数料無料は魅力的です。
その代わりブルーモ証券では、預かり残高（現金を除く）に対して年率0.55%（税込）の残高手数料がかかります。
たとえば、米国株や米国ETFを10万円分保有していると、月額約45円の残高手数料が発生することになります。
ただし、ロボアドバイザーに特化した証券会社の残高手数料は年率1.1%（税込）のところが多いので、ブルーモ証券の残高手数料が決して高いというわけではありません。
メリット⑤：NISA口座も開設できる
ブルーモ証券でNISA口座を開設すると、「かんたんNISA機能」を利用できるようになります。
ただし、ブルーモ証券では今のところ米国株と米国ETFしか買えません。そのため、NISAのつみたて投資枠では米国ETF、成長投資枠では米国株と米国ETFしか選択肢がありません。
投資信託の取り扱いなど、今後のサービス拡充に期待しましょう。
なお、ブルーモ証券におけるNISAの残高手数料は、つみたて投資枠は無料、成長投資枠は年率0.8%（税込0.88%）となっています。
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3. ブルーモ証券で実施中のキャンペーン【2025年5月】
ブルーモ証券では現在、次の2つのキャンペーンを実施しています。
3.1. 早期入金買付キャンペーン
■キャンペーンの概要
| 概要 |
口座開設完了から10日以内に30万円以上を入金＆買付すると、 |
| 実施期間 | 2025年3月1日(土)～5月31日(土)23時59分 |
| 参加方法 |
1. ブルーモ証券で口座開設をする |
|
補足 （注意点） |
・入金＆買付前の参加登録が必要 |
早期入金買付キャンペーンは、口座開設後10日以内に30万円以上を入金＆買付すると、以下の金額に応じて最大3ヵ月分の残高手数料が無料（割引）になるという内容です（1ヵ月の割引上限は500円）。
- 30万円以上： 1ヵ月分の残高手数料が無料（割引）
- 100万円以上： 2ヵ月分の残高手数料が無料（割引）
- 200万円以上： 3ヵ月分の残高手数料が無料（割引）
参加するには、アプリのキャンペーンページから事前に参加登録（エントリー）しておく必要があります。
ブルーモ証券では、保有している米国株・米国ETFの残高に対して年率0.55%（税込）の残高手数料がかかります。このキャンペーンを利用して、保有コストを削減しましょう。
3.2. 友達招待キャンペーン
■キャンペーンの概要
| 概要 |
家族や知人を招待し、その人がブルーモ証券の口座を開設して運用を開始すると、 |
| 実施期間 | 2024年9月24日(火)～終了日未定 |
| 参加方法 |
【招待する人】 |
|
補足 （注意点） |
・招待された人が口座開設をしただけでは対象にはならない |
友達招待キャンペーンは、ブルーモ証券で運用しているユーザーが家族や知人にブルーモ証券を紹介し、その人がブルーモ証券で口座開設をして運用を開始すると、双方の1ヵ月分の残高手数料が無料（割引）になるという内容です。
招待された人は1ヵ月分の残高手数料が無料（割引）になるだけですが、招待する人は12名の紹介で最大12ヵ月分の残高手数料が無料になるチャンスがあります。
招待コードは、アプリの「キャンペーン」ページから確認してそのまま共有できます。
ブルーモ証券を利用してよかったと思ったら、ぜひ紹介してあげましょう。
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4. ブルーモ証券の口座開設に関するよくある質問
最後に、ブルーモ証券の口座開設に関するよくある質問に5つ回答します。本文と重複する内容もありますが、復習のためにお役立てください。
Q1. ブルーモ証券の口座はPCからでも開設できますか？
ブルーモ証券の口座はPCサイトからは開設できず、スマホにBloomoアプリをインストールして手続きをします。
Q2. ブルーモ証券で口座開設をするには手数料はかかりますか？
ブルーモ証券の口座開設は無料です。
Q3. ブルーモ証券で口座開設をするにあたり、年齢制限はありますか？
ブルーモ証券の口座を開設できる年齢は、18歳以上80歳未満となっています。
Q4. ブルーモ証券の口座開設にかかる日数（時間）を教えてください。
ブルーモ証券の取引口座は、書類に不備がなければ申込完了後1～2営業日程度で開設できます。引っ越したばかりで住所変更をしていない人は、早めに変更手続きを済ませておきましょう。
なお、NISA口座も同時に開設する場合は税務署の審査も必要となり、1～2週間程度かかります。
Q5. ブルーモ証券は安全ですか？
ブルーモ証券は、2023年6月に金融商品取引法に基づく「第一種金融商品取引業者」として登録されており、監督官庁の厳しい審査を受けています。
また、顧客の資産は会社の資産とは分別して管理されているので、もし経営破綻した場合でも、顧客の資産は原則として保護されます。
5. まとめ
この記事では、ブルーモ証券で口座開設をする方法を中心に解説しました。
ブルーモ証券は『投資をみんなのものに』のミッションのもと、2024年5月に本格的にサービスを開始。著名投資家や他のユーザーのポートフォリオをコピーすることで、誰でも簡単に米国株で資産運用を始められます。
本記事を参考にしてブルーモ証券で米国株取引にチャレンジして、資産運用の選択肢の幅を広げましょう。
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