日経平均は一時39,000円に迫るも…14.56円安の38,686.31円で取引を終了。日経平均の上昇を阻んだ〈米重要イベント〉の存在【9月3日の国内株式市場概況】

日経平均は一時39,000円に迫るも…14.56円安の38,686.31円で取引を終了。日経平均の上昇を阻んだ〈米重要イベント〉の存在【9月3日の国内株式市場概況】

2024年9月3日(火)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

9月3日の日経平均株価は、寄りつき上げてはじまると、一時節目の39,000円に迫る上昇をみせました。しかし、米国では本日のISM製造業景気指数や5日のISM非製造業景気指数、6日には雇用統計と重要イベントが立て続けにが控えるなか、相場は上値追いの動きとならず、後場に反落。アドバンテスト〈6857〉や東京エレクトロン〈8035〉といった半導体関連銘柄を中心に売りが先行し、日経平均株価は前日比14.56円安の38,686.31円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが136銘柄、値下がりが87銘柄、変わらずが2銘柄。

 

日経平均株価の寄与度下位は、アドバンテスト〈6857〉、東京エレクトロン〈8035〉、TDK〈6762〉、レーザーテック〈6920〉、ソフトバンクグループ〈9984〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、中外製薬〈4519〉、ファーストリテイリング〈9983〉、テルモ〈4543〉、KDDI〈9433〉、NTTデータ〈9613〉となりました。

 

また、東証プライム市場の売買高は14億5,000万株と増加した一方、売買代金は3兆3,167.15億円となり、前日と比べて減少。

 

業種別では、銀行業、保険業、陸運業、繊維製品、小売業などが上昇した一方、海運業、非鉄金属、機械、ゴム製品、精密機器などが下落しました。

 

 東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がミガロホールディングス〈5535〉で+277円(+16.56%)の1,950円、2位が大阪チタニウムテクノロジーズ〈5726〉で+240円(+9.55%)の2,752円、3位がGMOグローバルサイン・ホールディングス〈3788〉で+226円(+8.12%)の3,010円となりました。

 

一方、値下がり下位は、1位がサンウェルズ〈9229〉で-500円(-17.15%)の2,416円、2位がアンビスホールディングス〈7071〉で-263円(-11.65%)の1,994円、3位がTOWA〈6315〉で-450円(-6.16%)の6,860円で取引を終えました。

 

なお、年初来高値を更新したのは62銘柄、年初来安値を更新したのは1銘柄でした。

 

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