9月3日の日経平均株価は、寄りつき上げてはじまると、一時節目の39,000円に迫る上昇をみせました。しかし、米国では本日のISM製造業景気指数や5日のISM非製造業景気指数、6日には雇用統計と重要イベントが立て続けにが控えるなか、相場は上値追いの動きとならず、後場に反落。アドバンテスト〈6857〉や東京エレクトロン〈8035〉といった半導体関連銘柄を中心に売りが先行し、日経平均株価は前日比14.56円安の38,686.31円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが136銘柄、値下がりが87銘柄、変わらずが2銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、アドバンテスト〈6857〉、東京エレクトロン〈8035〉、TDK〈6762〉、レーザーテック〈6920〉、ソフトバンクグループ〈9984〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、中外製薬〈4519〉、ファーストリテイリング〈9983〉、テルモ〈4543〉、KDDI〈9433〉、NTTデータ〈9613〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は14億5,000万株と増加した一方、売買代金は3兆3,167.15億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、銀行業、保険業、陸運業、繊維製品、小売業などが上昇した一方、海運業、非鉄金属、機械、ゴム製品、精密機器などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がミガロホールディングス〈5535〉で+277円(+16.56%)の1,950円、2位が大阪チタニウムテクノロジーズ〈5726〉で+240円(+9.55%)の2,752円、3位がGMOグローバルサイン・ホールディングス〈3788〉で+226円(+8.12%)の3,010円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がサンウェルズ〈9229〉で-500円(-17.15%)の2,416円、2位がアンビスホールディングス〈7071〉で-263円(-11.65%)の1,994円、3位がTOWA〈6315〉で-450円(-6.16%)の6,860円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは62銘柄、年初来安値を更新したのは1銘柄でした。