欲しいものを手に入れる一番確かな方法は、欲しいものに相応しい人間になろうと努力すること
「お金を愛するだけではお金持ちになれない。お金があなたを愛さなければならない」はユダヤの格言ですが、若い頃から「お金持ちに相応しい人間」になろうと努力したのが、ウォーレン・バフェットの「相棒」と呼ばれたチャーリー・マンガーです。
マンガーの若い頃の夢は「金持ちになること」でした。理由は「フェラーリが欲しかったわけではなく、ただ一本立ちしたかった」からです。
マンガーはハーバード大学をはじめ、3つの大学に学び、弁護士となった秀才ですが、当時から不動産投資に励む一方で、「脚が生えている本」と呼ばれるほどの膨大な読書によって自分を鍛え、厳しい行動規範によって正しい人間であろうと努力し続けています。
やがてマンガーは、年下ながら「天才」と認めるバフェットと出会いますが、両者にはベンジャミン・フランクリンばりの厳しい行動規範と並外れた読書量という共通点があって意気投合します。
マンガーの影響もあり、バフェットは「素晴らしい企業をまずまずの価格で買う」という投資スタイルを確立、2人はバークシャー・ハサウェイの経営者として圧倒的な成功を手にすることになります。
成功を心底願うなら、成功に値する人間になるための努力が欠かせません。
そうした努力を続けていればこそ、必ずチャンスが訪れるし、バフェットやマンガーのような巨大な雪の玉をつくることができます。
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