「今日、なんとかしなくては」と心が焦る時は、三日待ちなさい
「待つ」というのは消極的に見えて、ビジネスや人間関係においてとても大切なことです。「誰かを非難したい衝動に駆られたら、手紙を書いて、二、三日置いてみる。そうすれば恐らくその手紙を出すことにはならないでしょう」はデール・カーネギーの言葉です。
今の時代、SNSなどで他人を非難したり、暴言を吐いて炎上する人が後を絶ちませんが、そんな時には「書くけれども送らずに待つ」ことで人は冷静になることができます。
講演の名手なども、大勢の聴衆を前にして気持ちが高ぶっている時は「一呼吸おいてから話し始める」と言っていますが、それは投資においても同様です。
市場で株価が急上昇するのを見ると、「今すぐに行動しなければ」と気持ちが高ぶりますが、そんな時には決して焦ることなく、「三日待ちなさい」が本間宗久の教えです。
目の前に大きな儲けのチャンスがあると、つい「今すぐに」となるのは人の常ですが、そんな時こそ冷静になって、天井と底を見極め、かつ「自分はなぜこの株を買いたいのか」を冷静に考えます。
投資で失敗する理由で多いのが「株が上がっているから」「みんなが買っているから」という付和雷同型の行動です。
三日待つのが辛いなら、せめて一晩ゆっくり寝てからもう一度考えてみることです。それから行動を起こしても決して遅いということはないのです。
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