8月29日の日経平均株価は、前日の米株相場の流れを引き継ぎ下落してスタート、下げ幅は一時400円を超えました。もっとも、売り一巡後は主力株を中心に押し目買いの動きが強まると、日経平均株価は後場にプラスに転じる場面もみられるなど、底堅さが確認されました。結局、指数は前日比9.23円安の38,362.53円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが115銘柄、値下がりが109銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、東京エレクトロン〈8035〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、リクルートホールディングス〈6098〉、ディスコ〈6146〉、レーザーテック〈6920〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、KDDI〈9433〉、第一三共〈4568〉、ファナック〈6954〉、京セラ〈6971〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は16億0,300万株、売買代金は3兆8,556.02億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、海運業、保険業、医薬品、卸売業、電気・ガス業などが上昇した一方、サービス業、パルプ・紙、ゴム製品、金属製品、証券業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がミガロホールディングス〈5535〉で+181円(+11.41%)の1,768円、2位がジャパンディスプレイ〈6740〉で+2円(+8.70%)の25円、3位がエイチワン〈5989〉で+71円(+7.79%)の982円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がネクセラファーマ〈4565〉で-258円(-15.03%)の1,459円、2位がエンプラス〈6961〉で-660円(-8.56%)の7,050円、3位がイズミ〈8273〉で-272円(-7.84%)の3,198円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは58銘柄、年初来安値を更新したのは3銘柄でした。