8月28日の日経平均株価は、円高進行が嫌気され下落してスタート。その後は材料難で様子見ムードが広がるなか、円高の一服もあり日経平均株価はプラスに転じると、前日比83.14円高の38,371.76円で取引を終えました。本日は米エヌビディアの決算が控えていることから、国内株式市場での積極的な売買は限られました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが113銘柄、値下がりが109銘柄、変わらずが3銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、アドバンテスト〈6857〉、トヨタ自動車〈7203〉、レーザーテック〈6920〉、第一三共〈4568〉、ソニー〈6758〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、TDK〈6762〉、トレンドマイクロ〈4704〉、ダイキン工業〈6367〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は13億7,200万、売買代金は3兆2,680.74億円と、前日と比べて増加したものの、売買代金は昨日に続いて今年3番目の少なさとなりました。
業種別では、輸送用機器械、電気機器、保険業、医薬品、精密機器などが上昇した一方、パルプ・紙、石油・石炭製品、鉱業、金属製品、水産・農林業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がミガロホールディングス〈5535〉で+184円(+13.11%)の1,587円、2位が山洋電気〈6516〉で+790円(+9.94%)の8,740円、3位が楽天グループ〈4755〉で+86.6円(+9.19%)の1,028.5円となりました。
一方、値下がり下位は、1位が北越コーポレーション〈3865〉で-464円(-22.20%)の1,626円、2位がセレス〈3696〉で-136円(-9.14%)の1,352円、3位がファイバーゲート〈9450〉で-81円(-6.65%)の1,137円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは53銘柄、年初来安値を更新したのは2銘柄でした。