世帯年収700万円の30代女性「アルバイトでも派遣でも、組織に属したほうが…」独身・自営業の同級生へ「上から目線」でアドバイスして大後悔したワケ

世帯年収700万円の30代女性「アルバイトでも派遣でも、組織に属したほうが…」独身・自営業の同級生へ「上から目線」でアドバイスして大後悔したワケ
(※写真はイメージです/PIXTA)

大学の同級生として同じようなスタート地点に立っていても、その後の人生は次第に差がついていく。ある女性は、自分の誤解から、同級生にとても恥ずかしいアドバイスをしてしまったと後悔している。どんなことがあったのだろうか。

スタート地点は同じだった大学同級生、30代で開いた人生の差

同じ大学の出身ということで、社会に出るまでのスタート地点は同じでも、その後の行き先や、人との出会いによって、各自の人生に差が開いている状況だと、佐藤さんはいう。

 

そのうちのひとりは、夫が外資系金融勤務。とても羽振りがよさそうで、態度の端々にも「上から目線」が感じられ、苦手意識を持っているという。

 

「アクセサリーは目立つブランド品ですし、住まいもタワマン。自分から自慢めいたことはいいませんが、私たちがちょっとお金のことを愚痴ると〈ウン、ウン〉と微笑みながら聞いていて、正直、印象悪いですよね」

 

もうひとりの同級生は、上司と相性が悪かったという理由で、新卒入社した会社を退社してしまい、数社の転職を経て、いまは自営業をしている。

 

「彼女は独身で頼る人もいないうえ、いつもお金がなくて本当に大変そう。たまに2人で会うときは、私がお茶やランチをごちそうすることもありました…」

 

その友人の口癖は「貧乏暇なし」。

 

「〈取引先に、いいように使われて大変。しんどい〉というので、〈アルバイトでも派遣でも、組織に属したほうが安心だよ〉〈また就職したら?〉とアドバイスしていました」

 

佐藤さんの言葉に笑顔でうなずき、「そうだね、どうしても厳しかったらそうする!」というものの、なかなか行動に移さない彼女に、佐藤さんは少しイライラしていた。

 

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