コロナ禍に倍以上の成長を見せた「ウイスキーカスク投資」
ウイスキーカスク投資というのは、希少価値のあるウイスキー(レアウイスキー)の入ったカスクを購入し、一定期間保有した後売却する投資商品です。ウイスキーが熟成するのに時短はできず、ひたすら待つだけの投資なので、購入したらあとはほったらかしというシンプルな投資です。文字通り、「バイ・アンド・ホールド(買ったらじっくり待つ)」そのものです。
この「ほったらかし」というのが私の投資魂をくすぐりましたが、きちんと投資が回収できるかどうかで悩みました。いくら価格が上がっていくとはいえ、どのくらいの成長率が期待できるのかよくわかっていませんでしたので、英国スコッチウイスキーサプライヤー(樽管理会社)の1つであるブレバンウイスキーの年間報告書(2022 End of year Whisky Cask Market Report)で確認しました。
この報告書によると、2018年から2022年の間、ウイスキーカスクは価格が倍以上になっていますが、その他のS&P500や金などの価格は2020年後半からほぼ横ばいで、せいぜい1.5倍程度の成長です。
2018年からの4年間と言うと、コロナショックの真っただ中です。世界中が投資どころではなく、投資商品の運用成績はあまりよくありませんでしたが、ウイスキーカスクは右肩上がりの成長を見せました。これは驚異的なことです。
手間がかからず高い利回りが期待できることがわかり、自分自身が納得したのでウイスキーカスクに投資することを決めました。アドバイザーにカスクを探してもらい1樽購入しましたが、着実に価格が上がっています。
初めは胡散臭いと思っていたウイスキーカスク投資ですが、この事実を見たとき本当に購入してよかったと思いました。スコッチウイスキーは、地域や蒸留所で成長率に違いがあります。また、実物資産なので火災や盗難などのリスクもあることは注意すべきです。
松田 二朗
サラリーマン投資家
2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>
注目のセミナー情報
【税金】11月27日(水)開催
~来年の手取り収入を増やす方法~
「富裕層を熟知した税理士」が考案する
2025年に向けて今やるべき『節税』×『資産形成』
【海外不動産】11月27日(水)開催
10年間「年10%」の利回り保証
Wyndham最上位クラス「DOLCE」第一期募集開始!
【事業投資】11月28日(木)開催
故障・老朽化・発電効率低下…放置している太陽光発電所をどうする!?
オムロンの手厚いサポート&最新機種の導入《投資利回り10%》継続を実現!
最後まで取りつくす《残FIT期間》収益最大化計画
2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】