ほったらかしにできる実物資産
私は個別株のように値動きの激しいものへの投資は控え、ほったらかしにできる投資信託や実物資産への投資を活用して資産形成しています。
ここで気になるのは、「将来的に値上がりが期待でき、長期間ほったらかしにしておける実物資産」なんて、そう簡単に見つかるものなのだろうか、ということだと思います。ここでは、具体例として、可能な限り値動きが少なくほったらかしにできる投資商品として、私がアセットアロケーション(資産配分)に組み込んだ実物資産を紹介します。
「ウイスキーカスク」です。
実例「ウイスキーカスク」:蒸留所・銘柄選択で年利10%超の成長率も
カスクというのは樽のことで、ウイスキーの原酒が入った樽を購入し保有します。蒸留所や銘柄の選択によって年利10%超のリターンをねらえます。
世界5大ウイスキーとしてアイリッシュウイスキー、スコッチウイスキー、カナディアンウイスキー、アメリカンウイスキー、ジャパニーズウイスキーが有名ですが、中でもスコッチウイスキーへの投資が活況です。
ところで、みなさんはウイスキーを飲みますか?
私はお酒が嫌いというわけではないのですが、週末にビールを1本飲む程度で、ウイスキーに関しては、たまにバーで日本のウイスキーを飲むことはあっても、海外のウイスキーは飲んだことがありませんでした。それこそ銘柄の1つも知らないくらい疎かったのです。
そんな私がウイスキーカスク投資を知ったのは、投資アドバイザーからの紹介でした。扱っている投資商品の中にウイスキーカスクがあったのですが、自分がウイスキーを飲まないのでほとんど興味もなく、投資商品と聞いてもピンときませんでした。
その後情報収集してわかったことは、この投資は文字通りカスク(樽)に入ったウイスキーが投資対象ということです。初めは「なぜ樽に入ったウイスキーが投資対象なのだろう?」という疑問しかわきませんでしたが、その答えは「熟成して価格が上がるから」でした。
ここで簡単にウイスキーの製造について説明します。
ウイスキーは大麦、ライ麦、トウモロコシなどを原料とし、「発芽→糖化→発酵→蒸留」という製造工程を経てアルコール濃度の高いウイスキー原酒になります。この原酒を樽に詰め熟成することで、味わい深くおいしいウイスキーができます。一般的には熟成期間が長いほど味わいが深くなり、価格も高くなる傾向にあります。楽天市場(2024年2月)で熟成年数とウイスキーの価格の違いを調べてみると、熟成年数が長いほど価格が高くなることがわかります。
・ボウモア12年:5,000円前後
・ボウモア15年:10,000円前後
・ボウモア18年:20,000円前後
2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>
注目のセミナー情報
【税金】11月27日(水)開催
~来年の手取り収入を増やす方法~
「富裕層を熟知した税理士」が考案する
2025年に向けて今やるべき『節税』×『資産形成』
【海外不動産】11月27日(水)開催
10年間「年10%」の利回り保証
Wyndham最上位クラス「DOLCE」第一期募集開始!