高配当株投資をするなら「ドル・コスト平均法」よりも「投資可能な資金を一括投資」がおすすめな理由【マネックス証券チーフ・ストラテジストが解説】

高配当株投資をするなら「ドル・コスト平均法」よりも「投資可能な資金を一括投資」がおすすめな理由【マネックス証券チーフ・ストラテジストが解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

投資初心者にオススメの買い方としてよく紹介されるのが、「高配当株は数回に分けて購入するべき」ということです。しかし、『利回り5%配当生活』(かんき出版)の著者である広木隆氏は、初心者こそ高配当株投資は一括で購入した方が良いと指摘します。さらに、高配当株は「極論いつ買ってもいい」ので、サラリーマンに適しているのだとも言います。その理由を著書より一部抜粋してご紹介します。

高配当株投資がサラリーマンに適している理由

では、どうして高配当利回り銘柄投資が、普通に会社勤めをしているような人に適した投資法なのでしょうか。

 

それは、いつ買っていつ売るのか、というタイミングを一切、無視して投資できるからです。極論すれば、いつ買っても良いのです。

 

株式投資というと、多くの人は値上がり益を得ることに主眼を置きます。だからタイミングを重視するわけですが、高配当利回り銘柄投資は、値上がり益ではなく、配当を得るのが目的の投資法です。

 

たとえば自分が4%の配当利回りを欲しいと考えていて、それを実現している銘柄があったら、即買いなのです。

 

投資家にとっての配当利回りはその銘柄が買えた時点でほぼ確定します。その銘柄を保有し続け、かつ配当額が変わらない限り、投資コストも利回りも変わりません。

 

極端な言い方かも知れませんが、納得できる配当利回りの水準であれば、その後、株価がどれだけ下げたとしても、全く関係ないのです。株価の値動きなど忘れてしまっても良いくらいです。

 

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※本連載は、広木隆氏による著書『利回り5%配当生活』(かんき出版)より一部を抜粋・再編集したものです。

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