賛否ある低年齢の受験
低年齢の受験には賛否ありますが、私はやり方さえ間違わなければ、家族の絆を強くし、子どもが自分の頭で考え、行動する力と困難なことにも立ち向かう勇気を育む最適な機会だと考えています。
我が家の子どもたちは、小学校受験、中学校受験、大学受験と経験してきました。小学校受験では、国立・私立小学校は学校数も少なく、子どもが無理なく通える範囲は片道1時間くらい。さらにそのなかから我が家の教育方針に合った学校を選ぶとなると、かなり選択肢は限られました。
しかし、中学受験になれば学校数も増え、通える範囲も少し広がっていきます。12歳ともなれば、自分が行きたい学校を選ぶこともできるようになっていきます。大学受験ともなれば、日本国内だけでなく、海外大学まで選択の幅が広がり、将来自分が目指したい職業や生き方に向けた広い視野をもって、進路選択ができるようになることを実感しました。
どのタイミングで受験するのか。我が子の生きる力を育むために、どのような学びの環境を選ぶのか。我が家軸を基準に考える必要があるのです。
江野本 由香
ライフキャリアコンサルタント
※本記事は『キャリアと子育てを両立する!自分と家族の価値軸で築く幸せな生き方』(ごきげんビジネス出版)の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。
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