また、再生可能エネルギー(RE)分野も主要な成長の原動力とされており、2023年にフィリピンがREプロジェクトへの外国資本の完全所有を認めました。実際、外国直接投資(FDI)の関心がこの分野に集中しています。
4月1日時点で、1.57兆ペソ相当の51のREプロジェクトが政府機関で迅速な承認と登録のための「グリーンレーン」を通過することが承認されています。現在、フィリピンのエネルギーミックスに占める再生可能エネルギーの割合は22%ですが、2030年までに35%、2040年までに50%に引き上げることを目指しています。
フィリピンへの「外国直接投資」を阻むものとは
フィリピンへの外国直接投資(FDI)拡大の障害とは……「官僚的な手続き」と「政府機関の腐敗」であると指摘され続けています。
フィリピンの発電所の開発における最大の障害は、多数の許認可や署名を取得する必要があり、承認に長期間を要することで、再生可能エネルギープロジェクトの許認可を簡素化することで、建設期間を1年未満に短縮できるとされています。
許認可を迅速に処理すれば、再生可能エネルギーの発電所は、従来の発電所に比べて建設期間が短くなるとされ、(太陽光は9ヵ月、風力は18ヵ月、バイオマスや水力は2ヵ月で建設可能)、政府機関をエネルギー省に許認可事項を集約して簡素化すべきだとの意見があります。
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