預かり先が減る「小4の壁」、どう乗り越えるか
これは「小4の壁」も同じです。学童保育を小3までにしている自治体は多く、小4からの預かり先が少ないのが現状です。子どもの教育や成長にとってどうかといった視点で、子どもの学校以外の時間の使い方や過ごし方を考える必要が出てきます。
仕事・キャリアは大切ですが、子どもの成長段階に応じて、ほんの少しのあいだペースを落としたり、足踏みしたりすることがあってもよいのではないでしょうか。
たとえほんの少しのあいだキャリアの足踏みをしたとしても、その後、仕事に使えるエネルギーが増えたときに速足で進めば、けっきょく同じこと。
子どもが親を必要としているそのときを見逃さずに寄り添うことができれば、よい親子関係を築けるでしょう。その結果、安心して仕事に集中できる日が早く訪れます。
江野本 由香
ライフキャリアコンサルタント
※本記事は『キャリアと子育てを両立する!自分と家族の価値軸で築く幸せな生き方』(ごきげんビジネス出版)の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。
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