3月27日の日経平均株価は、朝方から上昇して始まると、ここ2日の調整を経て過熱感が落ち着いていたこともあり、配当の権利取りを目的とした個人投資家の買いとみられるが旺盛に。一時は先週22日(金)に付けた史上最高値「40,888.43円」を上回る場面も見られました。もっとも、指数は引けにかけてやや失速し、前日比364.70円高の40,762.73円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが170銘柄、値下がりが52銘柄、変わらずが3銘柄でした。
日経平均株価の寄与度上位は、東京エレクトロン〈8035〉、ファーストリテイリング〈9983〉、TDK〈6762〉、ダイキン工業〈6367〉、アドバンテスト〈6857〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、富士写真フイルム〈4901〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、信越化学工業〈4063〉、ネクソン〈3659〉、ニデック〈6594〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は18億9,600万株、売買代金は5兆2,189.37億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、不動産業、その他製品、保険業、パルプ・紙、ゴム製品などが上昇した一方、電気・ガス業が下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が西華産業〈8061〉で+440円(+12.92%)の3,845円、2位がオークワ〈8217〉で+81円(+9.54%)の930円、3位がグッドコムアセット〈3475〉で+62円(+7.69%)の868円となりました。
一方、値下がり下位は、1位が三井E&S〈7003〉で-165円(-7.74%)の1,968円、2位がCIJ〈4826〉で-76円(-7.57%)の928円、3位がトピー工業〈7231〉で-187円(-6.19%)の2,833円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは206銘柄、年初来安値を更新した銘柄はありませんでした。
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