叱るときは感情に振り回されないようコントロールする
咄嗟のときなら、仕方がない。しかし、そうでないなら、叱るときは感情をコントロールしよう。
頭にきて、唇が震えていたり、胸の動悸が激しかったりするときは、叱るのをやめたほうがいい。感情に振り回されて、「叱る」がうまく機能しないからだ。こうなると、目的が「相手の行動を変える」ではなく「詰る(なじる)」「罵る(ののしる)」になってしまう。
大事なことは、相手の行動を即刻変えることである。厳しく叱らないと相手がすぐに行動を変えないから、その手段をとるだけだ。叱ることが目的ではない。
では、どのように感情をコントロールするのか? 演技をすればいい。つまり、事前に準備したセリフと感情レベルで、相手を叱るのだ。
演技でやっているからこそ、感情に振り回されることがなくなる。役者さながらの感情コントロールができたらベストだ。
横山 信弘
株式会社アタックス・セールス・アソシエイツ代表取締役社長
経営コンサルタント
※本記事は『若者に辞められると困るので、強く言えません』(東洋経済新報社)の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。
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