(※写真はイメージです/PIXTA)

本記事は、マネックス証券株式会社が2024年3月1日に公開したレポートを転載したものです。

本記事のポイント

・3月入りした初日に売り方もすくむ上昇
・3月8日のメジャーSQで大きな動きか
・半導体株主導の偏りという見方を払拭する循環物色の様相

3月入りした初日に売り方もすくむ上昇

今日の後場に日経平均は3万9,990円23銭まで上昇した。4万円の大台まであと10円足らずである。従前から予想していたとおりなので、特段の驚きはない。しかし、上昇ピッチの速さに関してだけは正直、予想外である。2月の日経平均は月間で2,879円(8%)上昇した。月間の上昇幅は2020年11月の3,456円(15%)以来の3年3ヵ月ぶりの大きさだった。

 

名実ともに3月入りした初日の今日にこれだけの上昇を見せつけられては、売り方はすくむだろう。ますます売りが出にくくなる。上昇ペースが速いため、買えていない投資家が多くいるのだろう。だから、ちょっと下がったところでは、すかさず押し目買いで下げ幅を縮める。昨日の後場はほぼ一本調子で下げ幅を縮め、大引け直前にはプラスに転じる場面もあった。米国でPCEデフレータ発表という大きなイベントを控えていたにもかかわらず、である。

 

これだけ相場の基調が強ければ、4万円の大台をつけるのは、もはや時間の問題だ。問題はそのあとである。中長期的にはさらに上がっていく、というのも、ほぼ確実なビューだが、今日はもう少し、目先の話をしよう。

 

注目のセミナー情報

​​【国内不動産】11月9日(土)開催
実質利回り15%&短期償却で節税を実現
<安定>かつ<高稼働>が続く
屋内型「トランクルーム投資」成功の秘訣

 

【海外不動産】11月12日(火)開催
THE GOLD ONLINEセミナーに
「アンナアドバイザーズ」初登壇!
荒木杏奈氏が語る「カンボジア不動産」最新事情

次ページ3月8日のメジャーSQで大きな動きか

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録