2月19日の日経平均株価は、1989年12月以来の「史上最高値」更新を目前に過熱感も警戒され、上値の重い展開に。前日比16.86円安の38,470.38円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが158銘柄、値下がりが65銘柄、変わらずが2銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、アドバンテスト〈6857〉、東京エレクトロン〈8035〉、リクルートホールディングス〈6098〉、任天堂〈7974〉、中外製薬〈4519〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、テルモ〈4543〉、三菱商事〈8058〉、ファナック〈6954〉、三井物産〈8031〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は15億9,500万株、売買代金は4兆3,545.63億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、銀行業、水産・農林業、卸売業、証券業、パルプ・紙などが上昇した一方、その他製品、電気機器、ゴム製品、医薬品、機械などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、24年12月期の業績予想が好感された三菱鉛筆〈7976〉が1位で+390円(+18.71%)の2,474円、2位は米投資ファンドと組んでMBOによる株式非公開化を行う方針と報じられた(17日の日本経済新聞)スノーピーク〈7816〉で、+150円(+17.90%)の988円でストップ高。なお、3位はセック〈3741〉で+700円(+14.61%)の5,490円となりました。
一方、値下がり下位は、1位が日本CMK〈6958〉で-142円(-18.96%)の607円、2位がギフティ〈4449〉で-124円(-7.83%)の1,460円、3位がライフドリンク カンパニー〈2585〉で-420円(-7.59%)の5,110円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは132銘柄、年初来安値を更新したのは5銘柄でした。
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