鉄道沿線の賃貸が好調
バンコクの居住用不動産の賃貸価格は前年同期比で9%高騰しており、賃貸指数が最も高いのはアパートで10%だった。一方、タウンハウスや一戸建ての家賃は2%下落している。
バンコクの賃貸市場はコンドミニアムが中心で、最も需要のあるタイプの物件である。特に、バンコクのスカイトレインや地下鉄、商業エリアに近い特定の場所では、家賃がさらに上昇している。
若い世代は鉄道沿線に住むことを好む。パトゥムワン地区は前年比16%の大幅増、バンスー地区は12%の伸びを記録した。
バンコクのコンドミニアムの家賃は一般的に1万~3万バーツ(約4万1,863円〜12万5,589円)で、ターゲット市場に適していると考えられる価格帯だ。全戸数のうち、50%がこの価格帯である。
ジェネレーション・レントの増加とは別に、タイの観光部門の回復も賃貸需要に大きな役割を果たしている。
外国人観光客は仮住まいの選択肢を求めることが多く、賃貸物件の需要をさらに押し上げている。これが今年の賃貸不動産不動産全体の成長に寄与していくだろう。
文=ヴィーナ・トゥープクラジェ
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