本記事のポイント
・「抜けたら速い」の典型例の相場、利食い売りでさらに拍車がかかる
・「高値警戒感も台頭」と報じられるが驚くことではない
・史上最高値まであと約1割、3万5,000円は通過点に過ぎない
「抜けたら速い」の典型例の相場、利食い売りでさらに拍車がかかる
北陸の地震、羽田空港での日航機炎上と波乱の幕開けとなった2024年の株式相場。大発会からわずか数営業日でここまで上昇するとは誰が想像しただろう。連日の急騰で大台を次々と塗り替え、今日(2024年1月12日)の寄り付き直後には3万5,800円台まで上昇した。今日はオプションのSQ算出日で、「幻のSQ」ながらSQ値は3万6,000円だったとの試算もある。
この相場、「抜けたら速い」の典型例だ。「バブル後高値」「33年ぶり高値」とは言うものの、実質的には「最高値」だ。これより上値で買っている人は(実質的に)いないのだから、戻り待ちは出てこない。売りはすべて利食い売りだから、回転の効いた相場に拍車をかける。
年が替わったことも大きい。新NISAのスタートや2023年末にポジションをクローズしたファンドの投資再開などで、ニューマネーが入ってきている。
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