震災の影響は限定的だが…
さて、今回の震災のマーケットへの影響は限定的だった。今日(2024年1月5日)後場寄り時点で日経平均は昨日の下げを取り戻し、さらに2023年暮れの大納会の終値を上回って推移している。結果的に昨日、一時700円安超まで下げて長い下ヒゲを引いたチャートの形が底堅さを示したことになった。円安を追い風に、ナスダックの5日続落を跳ね返す強さを見せている。
ここ一両日の日経平均の動きを見れば、確かに、短期的には震災の影響は大きくなかったといえるかもしれない。しかし、もう少し長い目で見れば、負の影響が懸念される。それはインバウンドが減るかもしれないということだ。改めて日本は地震大国であること、そして日本の地方には耐震構造が弱い地域がまだ多くあることなどが海外に知られれば、外国人観光客の訪日意欲をそぐかもしれない。日本経済や日本株相場をけん引する柱のひとつであるインバウンドへの影響を注意深く見守っていきたい。
広木 隆
マネックス証券株式会社
チーフ・ストラテジスト 執行役員
注目のセミナー情報
【税金】3月11日(水)開催
【ヒロ税理士が徹底解説】高所得者の所得税対策
「自己資金ゼロ」で短期償却~年間400万円以上の手取りUPも~
【海外不動産】3月18日(水)開催
5つ星ホテル 『ドルチェ ペニソラ クアンビン』第二期募集開始!
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】
