そもそも「軍用地投資」とは?
黒瀧氏(以下、黒)「いきなりですが、『軍用地投資』とはどういうものでしょうか」
長谷川氏(以下、――)軍用地投資は、沖縄県内の米軍基地や自衛隊基地内の土地を購入し、日本政府から借地料を受け取ることによって利益を得る投資のことです。
沖縄県内ではメジャーな投資ですが、近年は県外の投資家からも注目されるようになっています。
黒「軍用地投資には、どんな特徴がありますか?」
――ひと言でいうとローリスク・ミドルリターンの手堅い投資です。
黒「『そもそも軍用地が売買できることを知らなかった』みたいな人も多いと思いますけど、その辺はいかがでしょうか?」
――実は、軍用地は誰でも買えます。通常の不動産売買と同様とお考え下さい。沖縄県内だと、物件情報が新聞に広告掲載されたりしています。また沖縄に住んでいなくても、購入して地主になることができます。
弊社でも購入していますし、ローリスクで安定的な収益が出るため、クライアントのなかにも購入している人は多いです。まずひとつ買ってみて、毎年追加で買っているという人もいます。
黒「実際に購入して、管理の手間などはいかがですか?」
――それが、買ったあとは一切なにもやってなくて置きっぱなしです。余ったお金を入れておく「定期預金」に近いイメージです。
実際に沖縄軍用地を買ってみた!
黒「軍用地の地主になると、手間いらずで安定した資産が築けるということで人気が出るのも分かりますが、ここからは長谷川さんが実際に買った物件の具体的な情報や、軍用地投資のリスク・注意点などについて伺っていきたいと思います」
――はい。弊社では、キャンプ・コートニーという場所の物件を購入しました。
黒「嘉手納飛行場より、北東にあたるんですね」
――そしてこちらが、弊社で昨年購入した物件の情報です(図表2)。
黒「購入価格が505万5,000円で、借地料として年間に10万円位が入ってくるんですね」
――はい。補足すると、右下の「倍率」という言葉は、物件を評価する指標で、「競争力」とも言い換えられます。人気のあるエリアの軍用地は、倍率が高くなる傾向にあります。
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