※画像はイメージです/PIXTA

世界の富裕層から高い人気を誇るドバイ。いまや世界有数の高級リゾート地としてのポジションを確立している。一方で、同じアラブ首長国連邦のなかに“次のドバイ”として注目を集めているのが「ラアス・アル=ハイマ」。中東諸国で初めて「カジノ解禁」の動きがあり、世界の投資マネーが流入しているという。

RAKの不動産所有で「10年間のゴールデンビザ」を獲得

RAKのレジデンス
RAKのレジデンス

 

RAKは、UAEで外国人による所有権付きの物件の所有を認めた2番目の首長国であり、外国人に土地権利を付与する法律を制定した最初の首長国でもある。

 

日本人を含む多くの外国人投資家は、RAKのアル・マルジャン島にあるアパートやヴィラを短期的な資本利得のために購入している。これらの物件は、2027年1月に開業予定のウィン・アル・マルジャン・アイランド・リゾートの完成に近づいた時点で売り出されるだろう。しかも、RAKは不動産の売買取引において資本利得税が0%であるという点は、投資家にとって非常に好都合なメリットだ。

 

これらのアパートやヴィラは、Airbnbの管理のもとで観光客などへの短期宿泊施設として貸し出すことも可能だ。また、長期のテナント貸出もできる。この物件のメリットは、自分で使用する場合は短期賃貸、純粋な賃貸ビジネスを行いたい場合は長期賃貸の選択ができるということ。収益性に関して、賃料収入から事業費やメンテナンスコストを差し引いた実質のリターンは通常、年間約12%とされている。アル・マルジャン島に建設されるアパートメント物件の供給が限られているため、賃料収入と資本利得は非常に高く予想されている。

 

そもそもRAKの不動産はドバイやUAEの首都であるアブダビより約40%も安い。またデベロッパーは、RAKでのオフプラン住宅物件(建設中または計画中の住宅物件)をAED$2百万以上(日本円で約8,163万円以上)で購入する投資家に対して、無料の10年間ゴールデン居住ビザを提供しており、これにより日本の投資家はUAEで自由に生活及び働くことが可能となっている。ただし条件として、UAEの規定に従い、ゴールデンビザ申請前にAED1百万(日本円で約4,081万円)の支払いがすでに行われている必要がある。

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