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この記事では、楽天証券で2024年1月から新NISAを始めるために、2023年12月に「積立予約」をする方法を中心に解説しています。2024年1月以降に積立設定する場合は、『楽天証券の「新NISA」の始め方と買い方…積立設定のやり方と口座開設の流れを解説【つみたて投資枠】』をご覧ください。
楽天証券では11月13日より、2024年1月から新NISAで実際に買付を始めるための「積立予約サービス」の設定ができるようになりました。
本記事では、主に楽天証券のNISA口座を持っている方に向けて、2024年1月から楽天証券で新NISAを始める方法をお伝えします。
「2024年1月から銘柄や積立額を変更したい」
「NISA口座を他社から楽天証券に移管したばかりで、2024年1月から新NISAを始めたい」
「銘柄を見直したいが、どれを選んだらいいかわからない」
という方は、ぜひお役立てください。
本記事内では、楽天証券のつみたてNISAで資産形成をしている筆者が、銘柄を「eMAXIS Slim(オール・カントリー)」から「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」に変更し、積立額を月33,333円から100,000円に増額して2024年1月から新NISAを始める準備をしたときの実際の画面をスクショして解説しています。
- 積立設定内容を変更する銘柄のチェックを外す(継続する銘柄はそのままでOK)
- 「予約する銘柄を追加する」から積立設定内容を入力
- 予約内容を確認して暗証番号を入力して完了
\証券総合口座の数が1,000万を突破(2023年12月時点)/
〈目次〉
3.「積立予約サービス」を利用して1月から新NISAを開始する手順
Q1. 積立予約をすると、2023年12月分の設定はどうなる?
Q2. 積立予約をすると、特定口座で投信積立をしている分はどうなる?
1. 楽天証券の新NISAの「積立予約サービス」の概要
最初に、楽天証券の新NISAの「積立予約サービス」の概要を紹介します。すでにサービス内容を把握していて、積立設定内容の変更方法を知りたい人は、3章にお進みください。
■楽天証券の「積立予約サービス」の概要
予約受付期間 |
2023年11月13日(月)~12月28日(金)18時 |
対象商品 |
投資信託の積立(投信積立)、かぶツミ™、米国積立 |
利用対象者 |
楽天証券のNISA口座(つみたてNISA・一般NISAどちらもOK)を持っている人 |
変更先の 対象口座 |
新NISA口座(つみたて投資枠、成長投資枠)、特定口座、一般口座 |
初回買付日 |
【楽天カード・楽天キャッシュ決済】 ・11月13日~12月12日に設定:1月分の注文から適用 ・11月13日~12月28日に設定:1月分の注文から適用
・11月13日~12月12日に設定:1月分の注文から適用 ・12月13日~12月28日に設定:2月分の注文から適用
【その他金融機関(24日指定)からの引落方法を選択】 ・11月13日~12月12日に設定:1月分の注文から適用 ・12月13日~12月28日に設定:2月分の注文から適用 |
なお、楽天証券の公式サイトには「積立予約はスマートフォンサイト専用サービスとなります」と書かれているので、設定できるのはスマホのみと思っている人も多いようです。
しかし、PCからスマホサイトに接続して設定することも可能なので、「Wi-Fi環境がなく、スマホのデータ通信量がもったいない」という人にはおすすめします。PCの場合は、スマホの横幅に合わせて画面がカスタマイズされます。
\資産形成を始めるなら/
2.「積立予約」は積立設定内容を見直す人向けのサービス
楽天証券の「積立予約サービス」の手順を紹介する前に、どのような人が利用すべきサービスなのかを説明します。
まず前提として、2024年からの新NISA口座は、現行のNISA口座と同じ金融機関で切り替え手続きなしで開設されます。そして、楽天証券の場合は2023年12月31日時点の設定内容が新NISAでも引き継がれます。
言い換えると、新NISAでも現在と同じ銘柄と積立額、引落方法で買付する場合は、何もする必要はありません。
しかし、つみたてNISAでは月33,333円が積立買付の上限でしたが、新NISAの「つみたて投資枠」では月100,000円に増額。また、投資信託の平均保有残高に応じてポイントが付与される「投信残高ポイントプログラム」が2銘柄に限り復活(2023年12月22日に2銘柄を追加)したことから、積立設定内容を見直したい人もいるはずです。
そこで、楽天証券の「積立予約サービス」を利用すべき人を整理すると、次のようになります。
■「積立予約サービス」を利用すべき人
- 2024年「1月」から楽天証券の新NISAで投信積立を始めたい人
- 楽天証券のNISAで買付しており、新NISA開始に向けて銘柄や積立額を見直したい人
- 特定口座での投信積立を新NISA口座にまとめたい人
補足すると、積立予約サービスは、あくまでも2024年「1月」から新NISAを含めた積立買付を新たな設定で始めたい人向けのサービスです。そのため、たとえば新年度の2024年4月から積立内容を変更しようと思っている人はあまり関係ありません。クレカ積立の場合は、2024年3月12日までに積立設定すれば問題ありません。
また、ネットの情報では「楽天証券の積立予約は12月12日(火)まで」と強調されがちですが、これは楽天カードや楽天キャッシュで決済する場合のこと。楽天ポイントは還元されませんが、証券口座からの引落し(現金決済)で2024年1月から新NISAを始める場合は、12月28日(木)の18時までに設定すれば大丈夫です。
現行のNISA制度から新NISAへの移行期で様々な情報が飛び交うなか、スケジュールをしっかり把握し、計画的に資産形成に取り組みましょう。
\新NISA口座にもおすすめ/
3. 楽天証券の「積立予約サービス」を利用して1月から新NISAを開始する手順
それでは早速、楽天証券の「積立予約サービス」を利用し、つみたてNISAの銘柄と積立額を変更して2024年1月から新NISAで買付できるように設定してみましょう。筆者の変更前と変更後の積立内容は次のとおりです。
■「変更前」の筆者の積立設定状況
口座区分 | 銘柄 | 決済手段 | 積立額 |
---|---|---|---|
つみたてNISA | クレカ積立 ※楽天カード(一般) |
33,333円 | |
特定口座 | クレカ積立 ※楽天カード(一般) |
16,667円 | |
特定口座 | 楽天キャッシュ | 50,000円 | |
特定口座 | 証券口座 | 500円 ※楽天ポイントを1P利用 |
変更前の筆者の積立設定状況の画面
■「変更後」の筆者の積立設定状況
口座区分 | 銘柄 | 決済手段 | 積立額 |
---|---|---|---|
新NISA (つみたて投資枠) |
クレカ積立 ※楽天カード(一般) |
50,000円 | |
楽天キャッシュ | 50,000円 |
補足すると、筆者はつみたてNISAでは世界経済の成長を享受できるように「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」を月33,333円積立設定していました。
しかし、「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」という同じ指数に連動する「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」の運用が2023年10月27日から始まり、楽天証券の「投信残高ポイントプログラム」の対象銘柄にもなったことから、新NISAが始まるのを機に楽天オルカンに変更することにしました。
新NISAでの積立額は、年会費無料の楽天カードで50,000円、楽天キャッシュで50,000円の合計100,000円。
クレカ積立の毎月の上限額が50,000円から100,000円に引き上げられる噂もありますが、現在の上限額は50,000円です。ただし、楽天証券には「楽天キャッシュ」という独自の決済手段があり、毎月最大100,000円までの全額をポイント還元の対象にしながらキャッシュレスで投信積立をすることができます。
筆者は普段から楽天ポイントを貯めており、楽天モバイルの料金を楽天ポイントで払ってスマホやインターネット代を実質無料にして節約したいので、楽天ポイントがお得に貯まる楽天証券で新NISAも続けることにしました。
「積立予約サービス」を利用した設定手順は以下のとおりです。
■「積立予約サービス」の設定手順
順番に解説します。
STEP1:「積立予約」のページを開く
まず、楽天証券のトップページ内にある「新NISA積立先行予約」もしくはこちらの「積立予約(スマートフォンサイト)」をタップしてログインしましょう。スマホの場合は、次のQRコードを読み取って開くこともできます。
なお、スマートフォン専用ページとなっていますが、PCからスマホサイトに接続して設定することもできます。
STEP2:「積立予約に進む」をタップ
ログインすると「積立予約サービス」の画面が出てくるので、スクロールしてサービス概要と予約後のスケジュールを確認してください。
そして、「内容を確認のうえ積立予約を行います」にチェックを入れて、「積立予約に進む」をタップします。
STEP3:「予約を始める」をタップ
手続きの流れを紹介する画面が出てくるので、スライドして一通り確認したら、「予約を始める」をタップします。
STEP4:各種約款を確認する
8種類の約款が表示されるので、必要に応じてタップして確認しましょう。
確認が済んだら、「内容を確認のうえ同意しました」にチェックを入れて、「次へ」をタップします。
STEP5:引落方法を登録する
引落方法を、「楽天キャッシュ」「楽天カードクレジット決済」「その他の金融機関」のなかから登録します。筆者はすでに楽天キャッシュと楽天カードの設定が済んでいたので、「登録済」になっていました。
未登録の方は、クレカ積立の場合は「楽天カードの登録>」をタップし、クレカ積立に利用する楽天カードを登録してください。
楽天カードを登録するイメージ画像
引落方法の登録ができたら、「積立予約に進む」をタップします。
STEP6:積立設定内容を変更する銘柄のチェックを外す
銘柄選択の画面を下にスクロールすると、積立設定している銘柄が左の「継続する」にチェックが入った状態で表示されます。
積立設定内容を変更する銘柄、つまり継続しない銘柄のチェックを外します(筆者の場合は、全銘柄が該当)。
そして、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、その下の「予約する銘柄を追加する」をタップします。
STEP7:積立予約する銘柄を探す
新たに積立設定する銘柄を探すには、ファンド名の一部を入力する方法や、ロボットがおすすめ銘柄を提案してくれる「かんたん積立診断」を利用するやり方があります。
しかしここでは、「投信残高ポイントプログラム対象銘柄を追加する」のメニューから、「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」の「追加する」をタップして楽天オルカンを新規設定します。
すると、「予約する銘柄」を選択する画面に戻ります。「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」が追加されていることを確認し、「継続する」にチェックを入れます。
そして、「米国株式」の下にある「次へ」をタップします。
STEP8:設定内容を入力する
「設定中のファンド・銘柄」の2件のうちの1件目が表示されたので、まずは「楽天カードクレジット決済」の分から次のように入力しました。
- 口座区分:NISAつみたて投資枠
- 引落方法:楽天カードクレジット決済
- 積立指定日:1日(自動入力)
- 積立金額:50,000円
- 分配金コース:再投資型
「次へ」をタップすると、「設定中のファンド・銘柄」の2件のうちの2件目が表示されます。今度は「楽天キャッシュ」の分を次のように入力しました。
- 口座区分:NISAつみたて投資枠
- 引落方法:楽天キャッシュ
- 積立指定日:1日
- 積立金額:50,000円
- 分配金コース:再投資型
楽天キャッシュの積立指定日は任意の日にちを選べますが、筆者は楽天カードクレジット決済と同じ「1日」に設定っしました。
すべて入力したら、「次へ」をタップします。
STEP9:目論見書等を確認する
設定した銘柄の目論見書(投資信託の説明書のようなもの)が表示されるので、目を通して「同意して次へ」をタップしてください。
STEP10:予約内容を確認して確定する
予約内容が表示されたら、忙しくても必ず確認しましょう。銘柄の上には、初回購入日が表示されます。
間違いがないことを確認したら、取引暗証番号を入力します。そして、最後に「設定予約する」をタップします。
次の画面のように「予約を受け付けました」と表示されたら完了です。
なお、予約内容は積立予約トップから確認できます。
\取引画面が見やすいと初心者にも評判/
4. 楽天証券の「新NISA」のおすすめ銘柄(投資信託・ファンド)9選
新NISAは現行のNISAを拡充した制度で、現行の「つみたてNISA」は「つみたて投資枠」、「一般NISA」は「成長投資枠」として引き継がれます。
■「新NISA」と「つみたてNISA」の比較
新NISA | つみたてNISA | ||
---|---|---|---|
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | ||
制度選択 | 併用可 | 一般NISAと どちらかを選択 |
|
年間 投資枠 |
120万円 | 240万円 | 40万円 |
非課税 保有期間 |
無期限 | 20年 | |
非課税 保有 限度額 |
1,800万円 (うち、成長投資枠は1,200万円まで) ※つみたて投資枠だけで1,800万円でもOK |
800万円 | |
買付方法 | 積立 | 一括・積立 | 積立 |
投資対象 商品 |
長期の積立・分散投資 に適した一定の投資信託 ※つみたてNISAと同じ |
上場株式・投資信託など ※上場廃止が近い株式銘柄、 毎月分配型やレバレッジ型 のファンドなどを除く |
長期の積立・分散投資 に適した一定の投資信託 |
対象年齢 | 日本に住む18歳以上 |
新NISAの対象銘柄は現行のNISA制度と大きくは変わらず、その証券会社が現行のNISAで取り扱っている銘柄は新NISAでも基本的には買うことができます。そのため、新旧のNISAで投資方針や積立設定する銘柄を大きく変える必要はありません。
そこで本章では、楽天証券の新NISA(つみたて投資枠)で買えるおすすめの投資信託を、先ほど筆者が新NISAでも積立予約した「楽天オルカン」を含めて厳選して9本紹介します。
その前に、長期資産形成に適した投資信託の選び方のポイントを確認しておきます。
■新NISA(つみたて投資枠)の銘柄選びのポイント
- 信託報酬が低いインデックスファンド
- 「全世界株式」か「先進国株式」か「米国株式」
- 純資産が100億円以上
銘柄選びのポイント解説
NISAやiDeCoのように、数十年にわたって毎月コツコツ積立買付する方法の場合は、コストを最小にして、長期でみると右肩上がりになる確率が高い商品に投資することが重要です。そのためには、信託報酬(投資信託の運用や管理にかかる手数料)が低い「インデックスファンド」を選ぶことが鉄則です。
ただし、インデックスファンドなら何でもOKということではありません。世界経済は今度も成長し続けるという予想のもと、「全世界株式」や「先進国株式」、そして「全世界株式」や「先進国株式」の構成銘柄の約60~70%を占める「米国株式」を選ぶことがセオリーとされています。
それに加えて、投資家から資金が集まらず運用が途中でストップしないように、投資信託の人気のバロメーターともいえる純資産(株式でいう時価総額)が100億円以上のファンドを選んでおけば、銘柄選びで大きな失敗をするリスクは少なくなります。
上記3つのポイントを満たした、楽天証券の新NISA(つみたて投資枠)でおすすめの銘柄が、これから紹介する9本です(9番目の「バランス型」は、1本で株式や債券などの複数の資産に投資してリスクを軽減した商品)。
国内株式が何%、新興国株式が何%、海外債券が何%…というように、複数の銘柄を組み合わせてポートフォリオを組む方法もありますが、主に株式に投資する投資信託は1本で数百や数千という企業に分散投資されているので、無理して複数の銘柄を選ぶ必要はないと筆者は考えています。
正解はないので、銘柄選びで迷ったときのヒントにお役立てください。なお、純資産やトータルリターンの数字は、ウェルスアドバイザー株式会社の2023年12月19日時点のデータです。
①「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」
ファンド名 | 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド |
資産クラス | 全世界株式 |
連動する指数 | MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス |
基準価額 | 13,477円 |
純資産額 | 2,341.28億円 |
信託報酬(税込) | 0.0561% |
トータルリターン | データなし |
運用会社 | 楽天投信投資顧問 |
ファンドの特色 |
2023年10月27日より運用が開始された全世界株式ファンド。愛称は『楽天・プラス・オールカントリー』。 楽天証券の「投信残高ポイントプログラム」の対象で、ポイント還元率は年率0.017%。 |
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②「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」
ファンド名 | eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) |
資産クラス | 全世界株式 |
連動する指数 | MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス |
基準価額 | 26,115円 |
純資産額 | 4兆4,827.33億円 |
信託報酬(税込) | 0.05775% |
トータルリターン | +25.74%(1年)、+17.03%(3年)、+18.74%(5年) |
運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント(旧三菱UFJ国際投信) |
ファンドの特色 |
業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指すことで人気の「eMAXIS Slim」シリーズ。 |
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③「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」
ファンド名 | 楽天・全世界株式インデックス・ファンド |
資産クラス | 全世界株式 |
連動する指数 | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス |
基準価額 | 25,008円 |
純資産額 | 5,355.12億円 |
信託報酬(税込) | 0.192% |
トータルリターン | +24.22%(1年)、+16.05%(3年)、+18.11%(5年) |
運用会社 | 楽天投信投資顧問 |
ファンドの特色 |
愛称は『楽天・VT』。世界最大級の運用会社バンガード社の「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」 |
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④「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」
ファンド名 | eMAXIS Slim先進国株式インデックス |
資産クラス | 先進国株式 |
連動する指数 | MSCIコクサイ・インデックス |
基準価額 | 31,750円 |
純資産額 | 8,216.65億円 |
信託報酬(税込) | 0.09889% |
トータルリターン | +26.88%(1年)、+18.59%(3年)、+20.22%(5年) |
運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント(旧三菱UFJ国際投信) |
ファンドの特色 | 業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続けることで人気の「eMAXIS Slim」シリーズ。 日本を除く世界の主要先進国(22ヵ国・地域)の株式に投資できる。 投資先の割合は、1位がアメリカ、2位がイギリス、3位がカナダ。 「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2023」のイベントでは、6位にランクイン。 |
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⑤「ニッセイ外国株式インデックスファンド」
ファンド名 | ニッセイ外国株式インデックスファンド |
資産クラス | 先進国株式 |
連動する指数 | MSCIコクサイ・インデックス |
基準価額 | 41,947円 |
純資産額 | 7,687.58億円 |
信託報酬(税込) | 0.09889% |
トータルリターン | +26.90%(1年)、+18.54%(3年)、+20.19%(5年)、+13.31%(10年) |
運用会社 | ニッセイアセットマネジメント |
ファンドの特色 | 2013年12月10日に設定され、同タイプのファンドとしては長い運用実績をもつ。 日本を除く世界の主要先進国の株式に投資できる。 投資先の割合は、1位がアメリカ、2位がイギリス、3位がカナダ。 「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2023」のイベントでは、2位にランクイン。 |
※表のなかのファンド名をクリックすると、最新の価格やチャートが見れます。
⑥「楽天・S&P500インデックス・ファンド」
ファンド名 | 楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド |
資産クラス | 米国株式 |
連動する指数 | S&P500指数 |
基準価額 | 14,002円 |
純資産額 |
3,221.49億円 |
信託報酬(税込) | 0.077% |
トータルリターン | データなし |
運用会社 | 楽天投信投資顧問 |
ファンドの特色 |
2023年10月27日より運用が開始された米国株式ファンド。愛称は『楽天・プラス・S&P500』。 |
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⑦「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」
ファンド名 | eMAXIS Slim米国株式(S&P500) |
資産クラス | 米国株式 |
連動する指数 | S&P500指数 |
基準価額 | 31,456円 |
純資産額 | 5兆6,488.60億円 |
信託報酬(税込) | 0.09372% |
トータルリターン | +28.87%(1年)、+20.37%(3年)、+22.29%(5年) |
運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント(旧三菱UFJ国際投信) |
ファンドの特色 |
業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続けることで人気の「eMAXIS Slim」シリーズ。 |
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⑧「楽天・全米株式インデックス・ファンド」
ファンド名 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド |
資産クラス | 米国株式 |
連動する指数 | CRSP USトータル・マーケット・インデックス |
基準価額 | 31,906円 |
純資産額 | 1兆6,879.22億円 |
信託報酬(税込) | 0.162% |
トータルリターン | +27.77%(1年)、+18.36%(3年)、+21.36%(5年) |
運用会社 | 楽天投信投資顧問 |
ファンドの特色 | 世界最大級の運用会社バンガード社の「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」を通じて、 米国株式市場で投資可能な約4,000銘柄(大型・中型・小型株)に投資できる。愛称は「楽天・VTI」。 「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2023」のイベントでは、11位にランクイン。 お笑い芸人の厚切りジェイソン氏が、著書で同ファンドを紹介したことでも話題に。 |
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⑨「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」
ファンド名 | eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) |
資産クラス | バランス型 |
連動する指数 | バランス型なのでなし(合成指数) |
基準価額 | 16,874円 |
純資産額 | 3,093.74億円 |
信託報酬(税込) | 0.143% |
トータルリターン | +13.20%(1年)、+7.76%(3年)、+8.38%(5年) |
運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント(旧三菱UFJ国際投信) |
ファンドの特色 |
業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続けることで人気の「eMAXIS Slim」シリーズ。8つの資産 |
※表のなかのファンド名をクリックすると、最新の価格やチャートが見れます。
\新NISAの銘柄数はトップクラス/
5. よくある質問
最後に、楽天証券の新NISAの積立予約サービスについて、想定される質問に6つ回答します。
Q1. 積立予約サービスを利用すると、2023年12月分の設定はどうなりますか?
積立予約はあくまでも積立設定内容を見直して2024年1月から積立買付を始めるためのサービスなので、2023年12月分の積立注文は自分で取り消しをしない限り実行されます。
積立予約サービスを利用すると、システムの都合上、次の画面のように「該当する銘柄が見つかりません」と表示され、現行のNISAの積立設定状況が確認できなくなります。
筆者も焦りましたが、楽天証券に問い合わせたところ、積立予約サービスを利用しても2023年12月の設定が勝手に解除になることはないとのことなので、ご安心ください。
Q2. 積立予約サービスを利用すると、特定口座で投信積立をしている分はどうなりますか?
設定画面で「継続する」のチェックを外した銘柄のみ変更されるので、「継続する」のチェックを外さない限り、NISA口座や特定口座の現在の設定内容は2024年1月以降も引き継がれます。
たとえば、つみたてNISA口座でA銘柄を33,333円、特定口座でB銘柄を16,667円投信積立をしているとします。積立予約サービスを利用して、新NISA(つみたて投資枠)においてはA銘柄ではなくC銘柄50,000円分を2024年1月から買付できるように設定変更した場合、何もしなければ特定口座でのB銘柄の16,667円分の買付は継続されます。
逆に言うと、B銘柄16,667円分も新NISA口座で2024年1月から積立買付する場合は、積立予約サービスを利用して設定内容を変更する必要があります。
Q3. 銘柄を追加・変更できないときの原因を教えてください。
「NISAつみたて投資枠対象」ではない可能性があります。楽天証券の公式サイト「つみたてNISA取扱商品」から、対象かどうかをご確認ください。
Q4. 積立予約の変更はできますか?
積立予約サービスを利用して積立設定内容を変更しても、証券口座からの引落し(現金決済)の場合は11月13日(月)~12月28日(金)の18時までなら2024年1月から適用されます。
ただし、楽天カードもしくは楽天キャッシュ決済で2024年1月から新NISAを始める場合は、12月12日(火)までに設定・変更する必要がありました。
Q5. 12月28日の設定期限に間に合わなかった場合、1月はもう買えないのですか?
積立予約サービスは、あくまでも現在の積立設定内容を変更して2024年1月から積立買付を始めるためのサービスです。12月28日までに設定変更をしなかった場合は、現在と同じ積立注文が1月に実行されます。
また、1月に「クレカ積立」はできなくても、ポイントは付きませんが「現金決済による積立買付」や「(1回限りの)スポット買付」は可能なので、12月28日を過ぎても1月から新NISAを始めることはできます。2024年2月からクレカ積立に切り替える場合は、2024年1月12日(金)までに設定変更をしましょう。
6. まとめ
この記事では、楽天証券の「積立予約サービス」を利用して2024年1月から新NISAの積立設定内容を変更して投信積立を始める方法を、筆者が実際に手続きをした経験をもとに解説しました。
楽天証券の操作画面は操作しやすいと評判で、筆者も直感的に変更することができました。
2024年1月から積立内容を変更して新NISAを始めるには、楽天カードや楽天キャッシュ決済の場合は12月12日(火)まで、証券口座からの振替の場合は12月28日(木)までに設定する必要があります。しかし、期限に間に合わせるために焦って銘柄を選んだり、ポイント欲しさに無理に積立額を増やしたりするのはやめましょう。
新年から新NISAをスタートできれば気持ちいいですが、2024年に入ってからでも新NISAは始められます。
NISAやiDeCoは、利用する金融機関と積立買付する銘柄を間違えなければ着実に利益を積み上げられる可能性が高い制度です。最初の設定を確実に行い、腰を据えて資産形成に取り組みましょう。
\資産形成を始めるなら/
■楽天証券の投信NISAカスタマーサービス
- 固定電話:0120-106-298(無料)
- 携帯電話:03-6739-3400(有料)
- 受付時間:(平日)8時30分~17時、(土日)9時~17時 ※祝日・年末年始を除く
口座数が国内証券会社(単体)ではトップとなる1,100万を突破し、20代や30代の若年層を中心に開設者が続出している楽天証券。SGO編集部は同社の社員に取材をして、人気の秘訣を伺いました。
2023年6月買付分より投資信託のクレカ積立のポイント還元率を引き上げた背景、「投信保有ポイント」復活の可能性についても触れているので、『【楽天証券社員インタビュー】投資のハードルを下げる数々の「業界のスタンダード」を作ってきた楽天証券が目指す姿とは?』からご確認ください。