集客できない理由7:集客にいくら使えるか理解していない
前頁の最適化に取り組んでいない人は、集客にいくら使えるか理解していません。せいぜい、いま手元に貯金が100万円あるから100万円は使えるぞ、というレベルです。集客にいくら使えるか理解していなければ、投資をしすぎて破産することもありますし、逆にもっとお金をかけてもいいのにケチってしまい、細々とした営業を続けることになります。
先述しましたが、目指すべきは、お金をかけずに集客する方法ではなく、お金をかけて集客しても、それ以上のリターンを回収できる方法を確立することです。
広告費の目安
そのためには、お金をいくらかけてもいいのかを正確に把握しながら集客することが大切です。目安として、契約単価が新規クライアント一社当たりの広告費を大幅に上回ること(できれば10倍くらい)です。
たとえば、1社あたりの契約金額が300万円の場合、広告費は30万円くらいまでにするということです。それ以上広告費にかけると、その他の経費を考慮するとあまり利益が出なくなってしまいます。
もうひとつ大切なのが、現金回収期間です。たとえば、毎月10万円広告費に使っているとして、その月の広告費を回収できるのが半年後となってしまっては、60万円の現金を前払いすることになります。
60万円ならまだ我慢できるかもしれませんが、ビジネスが拡大し、広告費が増えれば増えるほど、現金の前払いが膨大に増えていきます。そうならないように、できれば、その月に使った広告費を翌月には回収できるように流れを創ることです。
まとめ
以上、独立系コーチ/コンサルが集客できない理由を挙げてみました。ここに挙げた以外にも集客できない理由はあります。
たとえば、商品コンセプトが弱い、キャッチコピーがよくない、ウェブサイトがしょぼい等です。これらはどちらかというと末節の理由であり、集客できない根本的な理由は今回挙げたような7つにまとめられるかと思います。ぜひご自身の集客活動を見直すためにご活用ください。
清水 直樹
仕組み経営株式会社
代表取締役
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