「仕事中にスマホをいじるのはダメ」←「そんなの常識だろ!」で済ませない…従業員の仕事のクオリティを保つために大事な〈確認事項〉とは?

「仕事中にスマホをいじるのはダメ」←「そんなの常識だろ!」で済ませない…従業員の仕事のクオリティを保つために大事な〈確認事項〉とは?
(※写真はイメージです/PIXTA)

コンビニ7店舗を経営するフランチャイズオーナー、長瀬環氏著『儲かるコンビニのフランチャイズの教科書』(自由国民社)より一部抜粋し、フランチャイズビジネス全般における加盟店側の心構えや考え方を易しく紹介します。

仕事のクオリティを保つコツとは

入社しばらくは決められたルールを守ろうとしてくれますが、慣れてくると少しずつ少しずつルーズになっていくものです。

 

高校生の時、入学当初はきちんとした身だしなみであっても、先輩の服装を見て、同級生の服装を見て、「これくらいなら指摘されなそうだ」とギリギリ怒られなそうな服装をした方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

そんな生徒に対して、身だしなみ検査を定期的に行ってズレた身だしなみを正すということをしていたかと思います。

 

会社であっても同様で、定期的に自分のお店のルールを、従業員に再確認してもらう必要があります。

 

慣れてくると自分流になりがちだからです。

 

弊社では前述したチェックシートがそれに当たります。4ヶ月に一度、パート・アルバイトの評価を行うことで再認識してもらうのです。

 

チェックシートの内容は身だしなみ・接客・ミーティング参加率・発注精度など、弊社の考える基準を満たしていればいるほど時給も上がります。

 

ただし、できていたことができなくなった場合、評価の点数によっては時給が下がります。

 

弊社では「60点以上70点未満は基本時給+20円」「70点以上は基本時給+40円」というように”時給“を変更するのではなく、”加給“部分の変更をしています。

 

前回70点だった人が60点になった場合、20円の時給が下がります。

 

初期教育でルールを周知し、定期的なチェックを行っていけば、従業員のクオリティを維持することができます。

 

そして、みんながクオリティの高い仕事をしていれば、新しく入社してくるアルバイトも自然とクオリティの高い仕事をしてくれるようになります。

 

儲かるコンビニフランチャイズの教科書

儲かるコンビニフランチャイズの教科書

長瀬 環

自由国民社

現在、起業の選択肢の1つとして有力になりつつあるフランチャイズ。一見、本部の下での経営は安定しているように見えますが、実際は、普通の会社経営と同じように多くの苦労を抱えています。 本書は、年商17億円・店舗数7店…

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