経験者を採用する時こそ教育が必要
コンビニ経験者というのは意外と多いものです。
ほんの数ヶ月の経験の方もいれば、学生時代に長くコンビニでアルバイトしていた、という方もいらっしゃいます。
中には経験者が面接に来ると「即戦力!」と大した教育もせず、店頭に立たせるお店があります。
しかし、これは大間違いです。
経験者こそ教育が必要です。
教育は「知識の習得」と「意識の共有」です。
経験者は確かにレジ操作や検品・品出しなどの作業はできるでしょう。
どこでもやっている作業に関する知識はあるのかもしれません。
しかし、その習熟度は「経験者」といえども千差万別でしょうし、同じコンビニとは言っても、店舗やチェーンによってやり方が違うこともあります。
そのズレを直すためにも、知識の習得が必要です。
それを行わないと従業員間でのトラブルに繋がります。
「前のお店ではこうやってました」
「そんなのやったことありません」
こういった言葉も、既存の従業員を不快な気持ちにさせてしまいます。
従業員同士が気持ち良く働くためにも、自分のお店のルールを最初に教える必要があります。
シフトはパートさんに作ってもらう
どんな職種であっても店舗を経営する時のシフト管理というのは経営者の悩みのタネです。
メンバーの要望にあわせてシフトを考えるのは、とても時間のかかる仕事です。
時間をかけて作成しても、急に「シフトに入れなくなった」とかでオーナー自らがシフトの穴埋めをしなければならないなんてこともあります。
私自身もかつてはシフトを作成していました。だから、シフト作りの苦しみは十分理解しています。
「どうしてもここだけ穴が空いちゃうんだよな」なんてこともしょっちゅうありましたし、シフトが埋まらず28時間勤務したなんていう経験もあります。
シフト作成は重要な仕事です。
従業員がいないことには店舗が回りませんので、シフト作成がオーナーの仕事であるお店が多いでしょう。
実は弊社のシフト作成をしているのはオーナーでもなければ、その店を担当している店長でもありません。
パートやアルバイトの方に作成してもらっています。
主に勤務歴の長い、店舗の中心人物にお願いしています。
これには理由があります。