本記事では長期投資家として有名な澤上篤人氏が思わず応援したくなった「面白い会社」について、四季報読破の達人・渡部清二との対談形式で紹介します。
店舗設計をプロに任せず、自分たちで
澤上 そういう経営方針だから、毎年、どんどんお店を出すのではなく、2年とか3年に1店舗増やすというやり方。お店の設計もプロの設計士を雇うのではなく、店員が自ら店舗設計をするわけ。今度ここにお店を出そうと考えれば、お客さんにとって、一番いいと思ってもらえるお店を、自分たちの経験で設計するわけ。そうなふうにしているから、ますますもってお客さんには便利なわけ。そのため、じわじわじわじわとお客さんが増えてくる。これは面白い会社だと考えた。
だけど、会社の規模もまだ小さく、うちの買いで株価が急騰しないように、株を少しずつ買っていくのも大変だった。それもあって、将来どこかで売って利益確定など至難の業。でも「売れなくともいいや」と買っていった。その当時の株価は200円とか300円。そしたら、今、2,000円とか3,000円になっている。
企業への応援の意味で株購入も、結果的に株価が上昇
最初買った時には、経営効率が悪くて、そこそこ利益が出ている会社に過ぎなかった。だけど、お客さんはむっちゃ喜んでいる。そういう意味において、この会社は大事な会社だった。だから応援せにゃいかんということで、ずっと応援してきたわけ。そしたら結果的に株価も大きく上がった。
澤上 篤人
公益財団法人 お金をまわそう基金
代表理事
渡部 清二
複眼経済塾
代表取締役塾長
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公益財団法人 お金をまわそう基金
代表理事
https://okane-kikin.org/
株式会社さわかみホールディングス 代表取締役
1970年から74年までスイス・キャピタル・インターナショナルにてアナリスト兼ファンドアドバイザー。
その後、80年から96年までピクテ・ジャパン代表を務める。
96年にさわかみ投資顧問を設立し、99年には日本初の独立系投資信託会社である「さわかみ投信株式会社」を設立。販売会社を介さない直販にこだわり、長期保有型の本格派投信「さわかみファンド」を運営している。日本における長期運用のパイオニアとして熱い支持を集めている。
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連載キャリア40年の投資賢者と、四季報読破25年の達人が対談形式で明かす、長期投資のすすめ
複眼経済塾
代表取締役塾長
1967年生まれ。1990年筑波大学第三学群基礎工学類変換工学卒業後、野村證券入社。個人投資家向け資産コンサルティングに10年、機関投資家向け日本株セールスに12年携わる。
野村證券本店在籍時より、『会社四季報』を1ページ目から最後のページまで読む「四季報徹底読破」を開始。2014年の独立後も25年以上継続中で、2022年10月1日には四季報100冊読破。記念月例会を日本の株式取引発祥の地、日本橋兜町ホールで開催。
テレビ・ラジオなどの投資番組に出演多数。
「会社四季報オンライン」でコラム「四季報読破邁進中」を連載。『インベスターZ』の作者、三田紀房氏の公式サイトでは「世界一「四季報」を愛する男」と紹介された。
〈所属団体・資格〉
公益社団法人日本証券アナリスト協会検定会員
日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定AFP
国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト
神社検定1級、日本酒検定準1級
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