地方移住して農業を始める…準備編
さて、ひととおり情報を収集して、農業体験などもして、「次はどうするかな?」とお考えでしょうか? それとも、そこに行きつく前に、以下の問題にぶつかっていますでしょうか?
・家族があまり気が進まないようだ
・お金の不安がある
・移住してからの生活が不安
わかります。筆者も同じ経験をしました。そこで、筆者の実際の経験を踏まえ、どのように乗り越えたかを解説します。もちろん、みんな環境は違いますが、なにかしらの参考になれば幸いです。
家族の協力を得るには?
筆者の場合、まずは「サラリーマンを辞めて農業をやりたいと思っている」ということを妻にストレートに伝えました。そして同時に「2~3年後を目標としていろいろ準備をする」ことも伝えました。妻は驚いていましたが、2~3年後ということで、差し迫ったことではないと心にある程度余裕が持てたようです。また、その2~3年と設定することで、その間に農業に対する「本気の姿勢」を家族に見せることができます。当然、2~3年の間、農業に対する思いを家族に見せ続ける必要があります。
筆者は平日サラリーマンをやりながら週末は、師匠のもと、農業修行を2年半継続しました。現実に対する「逃げ」ではないか自分に確認する意味でも、この2年半は意味のあるものでした。筆者は2年半、ずっと週末に農業の手伝いを継続したこと、その間、情熱も冷めなかったことなどから、「来年いまの仕事を辞めて農業を本当に始めようと思う」と言ったところ、すぐにOKがでました。特に説得はしていません。妻はずっと筆者の様子を見ていたのです。
お金の問題を解決する…①出費を抑える
コスト家族の協力と比べれば、お金の問題はたいしたことはありません。人それぞれ収入が違いますので一概には言えませんが、共通してできることを以下に解説します。既に節約していると思っている人も、家計の見直しをしましょう。特に固定費の見直しは、精神的な苦痛も一切ないので、すぐにでもやってください。具体的には以下の費用は必ずチェックしましょう。
<チェック項目>
スマホ
ネット
ガス
電気
保険
家賃
特にスマホと保険に関しては強力です。大手キャリアを使っているなら即格安SIMに変更しましょう。それだけで月々5,000円、年間6万円の節約が最初の変更手続きのみで可能です。家族も入れると2倍、3倍になります。保険料も無駄な保険がないか、見直してください。収入保険、医療保険に関しては無駄な保険に加入している可能性がありますので、必ず見直しましょう。家賃に関してはハードルが高い人も多いと思いますので、最後に検討する程度で問題ないと思います。
固定費の見直しは、一旦見直すとその後が楽で、また精神的にケチケチせずに済むという大きなメリットがあるので、すぐに実行してください。
お金の問題を解決する…②副業で稼ぐ力をつける
出費を抑えることができたら、次は可能な限り「稼ぐ力」をつけましょう。いわゆる副業です。筆者がおすすめするのは、家でできる副業。たとえば以下のような副業は家でできます。
・Webライター
・プログラマー
・動画編集
・SNS運用
・サイトデザイン
・せどり
なぜ家でできる副業をおすすめするのか? それは移住後しても、続けることができるから。たとえば、普通のアルバイトだと移住後に探さなくてはいけません。そしてなによりも体力的に非常にキツイからです。農業は特に慣れないうちは、本当に体にかかる負担が大きいです。1日の農作業を終えてから、あるいは休みの日にアルバイトをするのはおすすめしません。
上記であげた副業であれば、「移住してもできる」、「体力的にきつくない」という2点を満たします。もちろん、簡単ではありませんが、しっかりと1年も続ければある程度の収益を得ることは可能です。実際、筆者はWebライターとして1年で収益10万円を稼げるようになりました。
移住後に農業での収入が安定しないあいだは、副業で稼げることがどれほど心強いか想像してみてください。お金の不安が減ると本当に移住に対するハードルは下がります。ぜひ挑戦することをおすすめします。
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