まるで反社…4,000万円超の「お気持ち」を隠した高僧の末路
曹洞宗大本山に追徴課税千数百万円――国税指摘
国内最大級の仏教系宗教法人「曹洞宗」では、一般の僧侶らが大本山の高僧に会いに行く際、高額な「お気持ち」(献上金)を持参するのが習わしになっている。
大本山總持寺(横浜市鶴見区)のトップらが4年間で計4千数百万円の献上金を個人的に使うなどしていたところ、東京国税局から「いったん總持寺の会計に入れた上で、給料としてもらうべきだった」と指摘された。
源泉所得税の徴収漏れで、總持寺が納めた追徴税額は千数百万円。宗教界に横たわる不明朗税務の一端が浮かび上がった。(2016年2月)
国税は「貫主らへの献上金は法人の収入」と指摘し、高僧らの献上金のうち個人で使ったと判断した金額について給与と認定して源泉所得税を追徴課税しました。
一般社会ではあり得ないような行為が依然として行われているようです。もしこのような行為があった場合には、国税の指摘は当然で、コメントのしようもありません。
上田 二郎
僧侶/税理士
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