「SNSによる採用」成功事例
最近になってニーズが急激に上がっている「SNSによる採用」についてお話しします。いまは、たくさんの企業がSNSを活用して採用につなげているのです。まずは、TikTokを使ってバズっている事例を、いくつか紹介します。
「タクシー会社っぽくない」と話題
地域密着型のタクシー・配送業を行っている、ある会社では、社長や部長などが一生懸命踊ったり企画を立てたりしている動画を投稿しており、アカウントのフォロワー数は20万人を超えています(2023年現在)。タクシー業界では運転手の高齢化が問題となっているなか、TikTokを活用することで、新卒を多く採用できているようです。
「TikTok×おじさん」で大バズリ
ある警備会社の事例です。若手人材募集のためにはじめたTikTokは、開始してからたった1年で、人気アカウントに成長しました。従来の警備会社は平均年齢50代の男性が中心でしたが、TikTokを観た若い女性が応募することも増え、採用に成功しています。
流行っているダンスをはじめとした、既存の人気コンテンツをアレンジして配信しているのが勝因です。必死に取り組みながらもドジったり、仲良く遊んだりするおじさんたちが、若者には「かわいい」と評判になっているのです。
建築・設備会社の料理動画が大人気
ある建築・設備会社では、社員が社長室で突然料理をはじめる動画が人気です。社長は社員を「おいおいおいおい、何をやっているんだ!」と諫めながらも、完成した美味しそうな料理の誘惑に負け、笑顔で「うまーい!!」と叫ぶ。これがTikTokでバズっているのです。
アップされる動画の再生回数やいいね数やコメントの数は、企業のなかでも群を抜いています。社長のキャラクターもあり、「まだ人材募集をしていますか?」といった声が、日々若者から寄せられているそうです。SNS発信で、経営者や社員の「人間性」を出すことが、採用においても大切だということがわかりますね。
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