栄養を整えれば体調は改善し人生が好転する
体がだるい、朝起きられない、イライラ、クヨクヨしてばかり、食べるとすぐに胃がもたれる……私のクリニックにはさまざまな不調で悩んでいる女性が多数、相談に来られます。
ほかの医療機関で症状を抑える薬をもらってもなかなか改善しなかったり、ぶり返したりする人も多く、挙げ句にはストレスのせいと片づけられたり、気のもちようなどと突き放されたりして余計に落ち込んだと涙ながらに話す人もいます。
長年の病院通いをしても良くならなかった人が、私のクリニックではたった一つのことを見直すだけでみるみるうちに元気になり笑顔を取り戻すのです。それこそが 「栄養」 です。
信じられないかもしれませんが、私のクリニックを訪れる若い女性患者の7〜8割に血液検査などで栄養の不足が見つかります。
かつて栄養の不足といえば戦中戦後に食べ物がなくやせ細り、カロリーや栄養が足りない状態を指しました。しかし飽食の時代と呼ばれるようになって久しい現代では、一見そうとは分からない体格をしていてもビタミンや鉄をはじめとするミネラル、たんぱく質などの体に必要な栄養が不足し、全体的な栄養バランスが崩れていることがあるのです。
そこで栄養を補い、バランスを整えると、多くの場合たった2週間で、薬だけに頼らずに体調の変化を実感できるのです。長い人生を元気に、そしてハッピーに送るためには何を食べるか、どんな栄養を摂り込むかにかかっているのです。
大人女子は貧血はなくとも圧倒的に鉄不足が多い
さて、現代の女性はどんな不調をかかえているのでしょう?図1は、20~30代の女性を対象に最近1年以内の体の不調を調査したものです。
この調査によると、85.3%が体の不調を感じたことが「ある」と回答しています。
不調を感じている人のうち、76.8%が「からだの疲れ(だるさ、倦怠感)」があるとの回答でした。さらに「肩こり」 (66.8%)、「頭痛、頭が重い」(61.1%)、「目の疲れ」 (54.5%)「腰痛」(54.1%)といった症状を半数以上の人が感じている結果になっています。
また、半数には及びませんが「イライラ・不安」「めまい・立ち眩み」「不眠、寝つきが悪い、眠りが浅い」「冷え性」「どうき、息切れ」などの症状も注目されます。
大人女子は仕事もプライベートも頑張りすぎる毎日で、まさに体が悲鳴を上げている状態です。
これらの症状で病院へ行くと、通常の血液検査や画像診断では異常が見られず「自律神経の乱れ」や「ホルモンの影響」などと診断されることが多く、漢方薬、頭痛薬、睡眠剤、精神安定剤などが処方され、「ストレスをためないように」とアドバイスされます。
こうした症状は、まだあまり知られていませんが、実は "鉄不足" を中心とした栄養の不足からきていることも多いのです。 そして、この"鉄不足"の多くは血液検査で貧血はないのに、貯蔵されている鉄が少ないためにさまざまな不調が現れることを指します。
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