(※写真はイメージです/PIXTA)

都会から田舎へ移住する際、必要となる金額はどのくらいなのでしょうか? 「まとまったお金がないから不安」と躊躇する人もいるかもしれませんが、「貯蓄ゼロ」でもやり方次第で地方移住を始めることができると、地方移住や2拠点・多拠点生活に関する情報発信メディアを運営する合同会社Stoneintechの中嶋遼太代表はいいます。一体どんな方法でしょうか? みていきます。

移住計画を立てる際の注意点

(※写真はイメージです/PIXTA)
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移住をして後悔しないために。ここからは、移住で失敗しないための注意点を解説します。事前に移住前に考えておくことで、それぞれの注意ポイントをクリアして移住を進めて下さい。

 

家族にきちんと相談する

家族によく相談せずに移住という重要な決定をしてしまうと、移住後にお互い不満がたまってしまいます。きちんと、お互いに理解と納得をしたうえで、移住を決めましょう。パートナーも、ご自身で決めた実感があれば不便や不満なことがあっても乗り切れるでしょう。

 

仕事を見つけて移住すると失敗が少ない

移住にお金の問題はつきもの。移住前に、仕事を見つけておくと大変安心して移住を決断できます。理想は、リモートで業務ができる職種や会社の雇用が決まること。安定した給与や保障などもあるので、リスクを最小限に抑えることができます。

 

地方には都会と比べて企業も少ないので、求人もぐっと少なくなります。その場合は、起業やご自身で生計を立てる手段を考え無ければならず、その土地の暮らしを楽しむことができないかも…。

 

しかし、田舎には田舎特有の、1次産業(農業・林業・漁業)などで働く選択肢があります。人手が足りていない田舎では、歓迎されるとともに、経験としては面白いかもしれません。

 

光熱費が地方によっては「倍以上」になることも…

特に、ガス代が地方によっては大きな差があります。理由は、インフラ面で都市ガスが普及しておらずプロパンガスを利用するケースが多い地域があるから。また、雪国で都市ガスが普及していない場合は、倍以上の費用がガス代だけでかかってくることもあります。地域選び・物件選びの際は特に注意が必要です。

 

お試し暮らし体験をしておく

田辺市田舎エリアそのまちで暮らすことを決めるうえで、お試しで移住体験をしておくことをおすすめします。その街のイメージや理想、世に出ている情報だけではなくて、自分の足で確かめて感じたことがすべてです。できれば、1ヵ月滞在すること、そして、夏と冬と2つの季節を体験しておくと失敗が少ないです。

 

たとえば、「夏は海沿いで趣味ややりたいことができるけど、冬は寒すぎて風も強いし、車もサビるし、洗濯物も潮風で干せない! そして、冬は暇!」といったことや、「想像以上に雪が降って、暖房も全然効かない! 雪かきしなければ、車でどこにもいけない!」という事態が起こる確率をぐっと減らせますよ。

 

 

合同会社toneintech

中嶋遼太

 

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