医学部合格に必要な3つのこと
医学部に合格するためには、どんなことが必要なのでしょうか。受験生にとって必要なことは、次の3つに集約されます。そしてこれらは、入塾する際の約束事でもあります。これら3つをしっかりと守っていただける限りは、私たちも、生徒の医学部合格のために、全力でサポートします。
①本気の覚悟を持つこと
②素直な姿勢でいること
③感謝の気持ちを持つこと
①本気の覚悟を持つこと
■医学部を目指すと決めたのは「自分自身」だと、しっかり自覚する
漠然と「医学部に行きたい」と考える受験生はたくさんいます。
しかし、再三お伝えしているように、多くの受験生にとって医学部に合格するのはかなり大変なことです。医学部を目指すということは、簡単には成し遂げられない目標へのチャレンジです。実は、このことを認識できていない受験生もたくさんいます。
では、簡単には成し遂げられないこのチャレンジにおいて、なんとか合格を勝ち取るためには、一体どうしたら良いのでしょうか。
合格を勝ち取るためには、他の何を置いてでも、医学部合格を掴み取るんだという強い気持ちを持って、合格まではひたすら勉強に専念するのです。
「医学部に行きたいとは思うけれど、趣味の時間は減らしたくない。友だちとの付き合いは我慢したくない」では、合格できるわけがありません。
まずは、医学部を目指すと決めたのは「自分自身」であることを、しっかりと自覚しましょう。「親が医学部に行けと言ったから」「代々医師家系だから、仕方なく」など、家族や境遇のせいにするのをやめましょう。
医師になりたいのは自分。医学部に行きたいのは自らの夢。誰に言われたからでもない。その思いを確認してから前に進まなければ、長く険しい医学部合格までの道のりの途中で思うようにいかないことがあった時、自分以外のところに頑張らない言い訳を見つけて、簡単に途中で諦めることになるでしょう。
「本気の覚悟」とは、自分の現状を見据えたうえで、医学部合格のために必要なすべてのことに全力で向き合い、逃げずに最後まで戦い抜くと心に決めることです。
②素直な姿勢でいること
■学力レベルに関わらず、素直な人は伸びる
「医学部に合格しやすいのはどんな受験生ですか?」という質問をいただくことがあります。難しい質問ですが、あえて言うなら「素直な受験生」であると答えます。もちろん、他にもいくつかの要素がありますが、学力レベルに関わらず、素直な人は伸びます。
なぜなら、医学部受験を本気で始めると決めたなら、多くの場合、自分の今までのやり方を変えていかなければならないからです。変わることを素直に受け入れて取り組める受験生は、これから大きく成績を伸ばし、未来をも変える可能性があります。医学部を目指して勉強してきたのに成果が出ていない場合、今までと同じことをしていては、今後も大きく結果は変わらないでしょう。我流のやり方、こだわり、誤った習慣を捨てられず、成績が伸び悩んでいる受験生はたくさんいます。
例えば「自分は夜のほうが集中できる」という人がいるとします。勉強が捗りやすいと感じる時間帯はそれぞれあるでしょうが、受験本番では、そうした自分の好みは関係ありません。
共通テストであれば2日間、朝から夕方までの間に最高の力を出し切らなければなりません。自分の好きな時間に勉強するというスタイルを捨て、日頃から、受験本番に最大限、力を発揮できるような生活リズムに変えておく必要があるのです。
ここでは、生活リズムに限定してお話ししましたが、塾や予備校が医学部合格のために必要だと伝えることを素直に受け入れて、「まずはやってみる」。素直に変わろうとできるかどうかが重要です。
医学部に合格するために自分を変えること。生活リズムだけでなく、勉強の方法、必要であれば単語の暗記の仕方に至るまで細かく講師陣が指導していきます。それを素直に受け入れて、実践することが重要です。
「自分のやり方と違う」と言わずに、まずはやってみるという素直な姿勢を持っている生徒のほうが、圧倒的に医学部合格を確実なものにしています。
③感謝の気持ちを持つこと
■知性を磨くだけでなく、「人としての成長」も目指す
なんとしても合格するんだという本気の覚悟を持つことと、合格のために素直な姿勢に変わることを受け入れていくこと。この2つは、医学部合格に直結する要素です。
加えて大切にしてほしいのが、勉強に専念し、自分の夢に向かってチャレンジする機会をいただけることへの感謝の気持ちです。
塾・予備校に通わせてもらえる、浪人させてもらえる、大学に行かせてもらえる、勉強だけに専念させてもらえる…そんな環境は、決して当たり前ではありません。自分が今、目の前の勉強に専念できるのは周りの人たちのサポートがあってこそだということを理解しなければなりません。そのことを理解し、感謝の気持ちを持っていれば、受験勉強に対して、より真剣に、謙虚に向き合えます。
受験生からすれば、最も感謝すべき対象は保護者さまになるかと思います。世の中には、勉強したくてもそれが許されない人も大勢います。大学に進学したいと思っても、経済的な理由などで諦めなければならない人もたくさんいらっしゃいます。
私たちは、勉強できることや大学に行けること、ましてや自らの夢のために浪人させてもらえることを、贅沢なことであると生徒に伝えます。
医師になる、その夢に向かって全力で努力することは素晴らしいことですが、医師を目指しているからといって特別な人間になったわけではありません。また、しっかりとした受験勉強の先に晴れて医学部合格を掴み、医師になれたとしても、それだけで人間的に特別な存在になるわけでもありません。病める人々を癒す医師になるのであれば、知性を磨くだけでなく、人間としても成長してほしい。私たちはそう願っています。
いつも謙虚で、自分の置かれている環境に対し感謝の気持ちを持てること。
これが、夢を実現するうえでも、人間として成長するうえでも大切であると考えています。
医学部専門予備校 京都医塾
「教育は、一人のために生まれる。」を企業理念に、圧倒的合格率で「偏差値40からの医学部受験合格」へ導く医学部専門予備校。京大出身の社員講師を中心に全国に校舎を増やさず、京都にしかない独自の教育サービスを展開。
医学部の受験競争が激化し、合格には偏差値65以上が必要と言われるなか、入塾選抜テストを行わず、偏差値40台から受験勉強をスタートした生徒を毎年合格させている。