(※写真はイメージです/PIXTA)

田方みき氏・関尾英隆氏による共著『Q&Aで簡単!家づくりのお金の話がぜんぶわかる本 2023』(エクスナレッジ)より、家づくりにかかるコストの地域差や、予算内で家を建てるためのポイントを紹介します。

プラン・断面形状変更によるコストアップの例

■プランで変わるコスト(図表5)

プラン形状が凸凹している場合、基礎、木工事(躯体)、外壁の値段が増え、標準プランから約200万円のコストアップになります。

 

出所:田方みき、関尾英隆著『Q&Aで簡単!家づくりのお金の話がぜんぶわかる本 2023』(エクスナレッジ)
[図表5]プランで変わるコスト 出所:田方みき、関尾英隆著『Q&Aで簡単!家づくりのお金の話がぜんぶわかる本 2023』(エクスナレッジ)

 

■断面形状で変わるコスト(図表6)

バルコニーと下屋を付けた場合、基礎、外壁、特に木工事(躯体)の値段が増え、標準プランから約450万円のコストアップになります。

 

出所:田方みき、関尾英隆著『Q&Aで簡単!家づくりのお金の話がぜんぶわかる本 2023』(エクスナレッジ)
[図表6]断面形状で変わるコスト 出所:田方みき、関尾英隆著『Q&Aで簡単!家づくりのお金の話がぜんぶわかる本 2023』(エクスナレッジ)

 

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【敷地条件】

敷地条件によっては、駐車場の土間コンクリート、フェンス、擁壁(ようへき)、目隠しのための植栽などに大きな費用がかかる。事前調査の上、十分な予算を確保しておこう。

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田方 みき

広告制作プロダクション勤務後、フリーランスのコピーライターとして活動。現在は主に、雑誌・Webで住宅にかかわる記事の取材、編集、執筆に携わる。

 

関尾 英隆

大学・大学院で建築学を専攻後、大手設計事務所に勤務。個人設計事務所として独立後、2009年に「設計事務所+工務店」あすなろ建築工房設立。

※本連載は、田方みき氏・関尾英隆氏による共著『Q&Aで簡単!家づくりのお金の話がぜんぶわかる本 2023』(エクスナレッジ)より一部を抜粋・再編集したものです。

Q&Aで簡単!家づくりのお金の話がぜんぶわかる本 2023

Q&Aで簡単!家づくりのお金の話がぜんぶわかる本 2023

田方 みき
関尾 英隆

エクスナレッジ

【家づくりのリアルなお金が分かる!】 家づくりでは、間取りだけでなく資金計画も準備万端で臨みたいもの。 「坪単価って何?」 「間取りや材料でコストはどう変わる?」 「建てたあとのメンテナンス費用は?」 「銀行…

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