インボイスの発行は「紙」でも「電子」でも可
インボイスはワードやエクセルなどのソフトで作成し、プリントアウトしたものを紙で発行しても、電子インボイスで発行しても構いません。
電子インボイスとは、インボイスを電子化したデータのことをいいます。
例えば、PDFにした電子インボイスを電子メールに添付してお客様へ送ったり、またインターネットにサイトを設けて、お客様へ電子インボイスを発行したりもできます。
他にも、電子データの中には、DVDやCDなどの光ディスクや磁気テープなどの記録用媒体での提供や、EDI取引で提供する場合なども該当します。ちなみに、EDI(Electronic Data Interchange)取引とは、会社同士がビジネス文書を電子データとして、インターネット回線経由でやりとりすることです。
個人事業主やフリーランスがお客様に電子インボイスを発行する場合、電子メールによる電子データの提供が一番便利かもしれません。
ただし、電子データ取引でのデータの保存方法については、「電子帳簿保存法」で要件が定められており、電子インボイスは発行する側も、受け取る側も、適当に電子データを保存してはダメです。
電子帳簿保存法に準拠する形で適切に保存しましょう。
<ポイント>
インボイスでは、請求書・納品書・領収書・レシートなどの書類に、必ず「登録番号」「適用税率」「税率ごとに区分した消費税額等」といった項目を追加で記載!