インボイスの書き方と発行方法とは?
インボイスのフォーマットは何を使えばいいの?
「インボイス」というと、「何か今までと違う新しい請求書のフォーマット(様式)を作らなければならないの?」というイメージがあるかもしれませんが、そう堅苦しく考える必要はありません。
そもそもインボイスには、決められたフォーマットはありません。インボイスとして必要な項目が記載されている書類であれば、これまで使っていたフォーマットで構いません。ちなみに、書類とは「請求書・納品書・領収書・レシート」などのことです。
あなたが今まで使用していた区分記載請求書や納品書、領収書、レシートなどに、登録番号や適用税率などの新しい項目を追加するだけです。
インボイスのフォーマットは、ワードやエクセル、会計ソフトなどで作成しても構いません。もちろん、必要な項目が記載されていれば、手書きのインボイスでも大丈夫です。
あなたの仕事に適したインボイスのフォーマットをインターネットで検索して、ダウンロードし、利用してもいいでしょう。
インボイスには「登録番号」「適用税率」などの記載が必須
インボイスには、これまでの区分記載請求書や納品書、領収書、レシートなどの書類に、必ず「登録番号」「適用税率」「税率ごとに区分した消費税額等」といった項目を追加で記載します。
次の「①④⑤」は、「区分記載請求書」から「インボイス」に移行するに当たり、新たに追加された項目です。
②取引年月日
③取引内容(軽減税率対象品目がある場合は※印でその旨を記載)
④税抜価格または税込価格を税率ごとに区分した合計金額及び適用税率
⑤税率ごとに区分した消費税額等(消費税額と地方消費税額の合計)
⑥インボイスを受け取る事業者の氏名または名称