飾りつけ、SNS活用…流行を取り入れ生き残る歯科へ
人には生まれもった良さがあり、女性特有の良さも必ずあります。そんな女性の強みは活かされるべきだと思うのです。
女性の強みは広く社会に目を向けているところです。子どもが通う学校で起きていることからインターネットのSNSの流行まで、さまざまなことにアンテナを張っています。
インスタグラムはここがいいから真似してみようとか、院内の飾りつけは季節感を出そうとか、男性があまり気づかないところに女性スタッフは目を向けてくれます。
歯科医院はあらゆる世代の患者様が来るところですので、クリスマスツリーや正月のちょっとした飾りつけがあるかないかで、患者様の親しみやすさは大きく変わります。
歯科医院も時代に取り残されることなく集患を進めなくてはいけません。私の医院でも女性スタッフは流行に敏感で、インスタグラムやYouTubeなどにも積極的に取り組んでくれています。
男性の良いところは女性の良いところとは違い、論理的にものを考えられるところです。そして仕事や自分の好きなことに対してのみ興味をもつ傾向があります。対して女性は感情で物事をとらえるため感覚的に鋭いものをもっていると思います。
どちらが優れているということはありませんが、女性は人の顔色を見て察することで気遣いができるので、患者様がやってほしいことを汲み取って対応できる人が多いのです。
患者様というのは基本的にメンタルがマイナスの状態で来院します。そこで気持ちを汲み取ってもらえれば救われますし心を開きやすくなるのです。患者様にとっても、陰気で無表情な人よりも明るい雰囲気の人のほうが話しやすいはずです。
患者様がどうしてほしいかを理解することは医療人にとっては大切で、円滑なコミュニケーションは治療に必ずプラスに働くのです。