(※画像はイメージです/PIXTA)

2022年9月6日に司法試験の合格者が発表されました。合格者数は1,403名で現行の試験制度下で最低だった一方、合格率は45.5%と過去最高を記録しました。合格者のうち多数は弁護士になります。そこで、新人弁護士の収入の現状と今後の見通しについてみてみましょう。

新人弁護士を待つ過酷な将来

では、今後、新人弁護士にはどのような将来が待ち受けているでしょうか。

 

ここで、日弁連「弁護士白書」(2021年)のシミュレーションのデータを紹介します。2023年以降の司法試験合格者数を毎年1,500人として試算したものです(図表5)。

 

日弁連「弁護士白書」(2021年)より
【図表5】弁護士人口のシミュレーション 日弁連「弁護士白書」(2021年)より

 

弁護士の人口は、2020年の42,164人から、2033年には54,732人、2043年には62,497人と、増えていきます。そして、2048年にピークに達し、2059年以降は5,700人台で推移することになっています。

 

これに対し、弁護士1人あたりの国民数は、2020年時点で2,994人なのが、2033年には2,135人、2043年には1,732人と減っていき、2048年以降は1,600人程度で推移する試算になっています。なお、この試算は今後の日本の人口減少も加味したものです。

 

現時点では、今後事件数が目覚ましく増加する見通しはありません。また、弁護士一人ひとりの使命感や自助努力に依存するのには限界があります。

 

そもそも、司法試験合格者の増員・法曹の増員は、司法制度改革の一環として行われてきたものです。そして、司法制度改革の理念は、あらゆる面で国民のための法的サービスを拡充することでした。

 

しかし、その理念は十分に実現されたといえるでしょうか。

 

簡単に思いつくだけでも、詐欺の被害者が時間やお金がかかることを理由に裁判をあきらめるケースや、シングルマザーが子どもの父親から養育費を受け取れないケースなどがあります。

 

実際にはこれらの場合に利用できる便利な法制度があるにもかかわらず、泣き寝入りしている人々がいるのです。

 

改めて、国を挙げて司法制度改革の本筋に立ち返ることが強く求められています。

 

10月3日(土)-4日(日)限定配信!

配偶者の預金は?子ども名義の生命保険は?

事例で深堀り!「相続税の税務調査」

 

富裕層だけが知っている資産防衛術のトレンドをお届け!
>>ゴールドオンライン・エクスクルーシブ倶楽部<<

 

ゴールドオンライン・エクスクルーシブ倶楽部が

主催する「資産家」のためのセミナー・イベント

 

 

 

【10月6日(火)開催】
認知症対策には絶対的な効果!
金融資産家のための「民事信託」を活用した資産承継方法

 

 

【10月7日(水)開催】
個人×法人の二刀流!
「マイクロ法人」を活用して“資産を最大化”する方法

 

 

【10月8日(木)開催】
もう来年の管理費を払わない!先延ばしにしない!
今年中に検討したい「墓じまい」

 

 

【10月8日(木)開催】
中間選挙直前!
トランプ政権の経済政策と景気のゆくえ

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録