「お店の名前、聞いていませんか?」金曜の終電後、女性に誘われて入店…明細を見て凍りついた40代会社員に、カード会社が告げた“厳しい現実”

「お店の名前、聞いていませんか?」金曜の終電後、女性に誘われて入店…明細を見て凍りついた40代会社員に、カード会社が告げた“厳しい現実”
(※写真はイメージです/PIXTA)

金曜の夜、繁華街では仕事帰りの会社員たちが一週間の疲れを癒やそうと酒を酌み交わす光景が広がります。その余韻に流されるまま、深夜に“知らない店”へ足を踏み入れる人もいますが、翌朝に届くクレジットカードの明細を見て「想像以上の代償」に気づくケースも。キャッシュレス化が進む中、いわゆる“ぼったくり”被害は続いており、消費者庁や国民生活センターも注意喚起を強めています。

終電もないし、「よかったらもう一杯どうですか?」

東京都在住の会社員・高山裕樹さん(仮名・43歳)は、営業職として都内を飛び回る多忙な日々を送っていました。ある金曜日、久々に部下たちと一次会で飲み、その後は一人で帰宅するつもりだったといいます。

 

「もう帰ろうかと思ったときに、近くのビルの前で女性に声をかけられたんです。『よかったらもう一杯どうですか?』と笑顔で言われて…。酔っていたし、断る理由もなかった」

 

誘われるまま女性とエレベーターで雑居ビルの上階に上がり、照明の暗いスナック風の店に入店。女性と乾杯し、2杯ほど飲んだところで店員から「カードでお願いします」と促され、明細も提示されないまま決済を済ませました。

 

翌朝、スマートフォンに届いたカード利用通知を見て高山さんは言葉を失います。そこには「¥198,000」の文字。急いでカード会社に連絡し、オペレーターからはこう告げられました。

 

「お客様、こちらは“深夜帯の接待系飲食店”でのご利用で、電子署名とレシート確認がされており、返金は難しい可能性があります」

 

「お店の名前、聞いていませんか?」という問いに、高山さんは返す言葉がなかったといいます。

 

「正直、あまりに自然な流れだったので警戒心がなかった。“名刺ももらってないし、場所も覚えていない”なんて…自業自得でした」

 

国民生活センターにはキャッシュレス決済をめぐる消費生活相談が多数寄せられており、増加傾向にあります。中には“飲食サービスを伴うキャッチ行為”に関する相談も報告されており、キャッシュレス時代ならではのトラブルが社会問題になっています。

 

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